最近の若い人は和菓子に馴染みがなくなってきているようですね。
この記事では、若者に忘れられかけている和菓子のうち「落雁(らくがん)」の魅力を紹介します!
落雁は即席で頭を活性化できるお菓子です
落雁はざっくり言うと砂糖を固めたお菓子なので、手っ取り早く脳に栄養をぶち込んで脳を回転させたい時に最適なのです。
脳の栄養はブドウ糖です。
ブドウ糖は砂糖の分子(ショ糖)を消化液に含まれる酵素で分解すると出来ます。
ならば、脳をブン回したければ砂糖をポイっとお口に入れればいいのです!
砂糖の摂取というと甘いお菓子が王道ですが、そんなお菓子の中でも糖分を効率よく適量摂取するのに最適なのが落雁なのです!
そもそも落雁とは?
落雁は和三盆と言われる日本独特の精製方法を経た砂糖と、寒梅粉などの米の粉[1]麦など他の穀物の粉を使った落雁もあるようです。を様々な形の型に押し固めた和菓子です。
和菓子屋さんというとお店屋さんの中では(特に若い人にとっては)地味な存在かもしれませんが、落雁はその和菓子屋さんの商品ラインナップの中でもひときわ地味です。
進物用に大きなサイズのものもあるのですが、ふつうは縦1.5cm×横1.5cm×高さ0.5cm程度の大きさが多いです。
約10cm四方の小さな箱に、小さな落雁が所狭しと敷き詰められるような感じで詰め込まれて売られていることが多いです。
おすすめの食べ方は?
私は自分の部屋の机には常に落雁を常備しています。
起き抜けや出勤前に今日は頭をフル回転させなきゃ、、とか、寝てなくて頭の中がボーッとする、、と思った時には、落雁を1~2個摂取してから出勤するようにしています。
すると、出勤した頃には腸から吸収されたブドウ糖が脳にたどり着き、一定時間フルに仕事に集中できます。
持続期間は2時間くらいです。
食べる量としては、大体落雁2個と安い栄養ドリンク1本くらいとが同じくらい脳に効く感じがします。
落雁のメリット
必要最低限の量だけ摂取できる
落雁は上に書いたように小さいので、必要最低限の量だけ摂取できます。
また、非常に甘いため、他の小さい菓子のようにポイポイ口に入れて止まらなくなることがなありません[2]私個人の感覚ですが。。。
過剰摂取により太ってしまう可能性が少ないのです。
自然食品である
余程の粗悪品でなければ、落雁の原料は米とサトウキビだけで、作り方も砂糖と米の粉を精製して固めているだけです。
栄養ドリンクやゼリー飲料のような化学工業製品は毎日習慣的に摂取しすぎると後々体に悪影響をきたすかもしれませんが、米とサトウキビの精製物を適量摂取するだけならば体に悪いはずがないでしょう。
日持ちが凄く良い
落雁はほぼ砂糖のかたまりなので、常温で放っぽっておいても酸化せず、ものすごく長い間日持ちします。
なので、食べないときもあまり賞味期限を気にしなくてもよいのです。
卵・油やあんこなどを混ぜ込んだお菓子は賞味期限を過ぎると本当に食べられなくなってしまうので賞味期限までに食べなくてはもったいないですが、落雁は1年くらいは普通に食べられます。好きな時に食べることができるのです。
食べるのが楽
落雁は、口に入れて溶かすだけです。
噛まなくてよいですし、飲み物のように缶や瓶などのリサイクルごみも出ません。
旅行のお土産としておすすめ
落雁にはキャンディーのように包み紙に個包装されたタイプのものもあり、旅行のお土産として会社の部署の人々に配る用のお菓子としてこの上なく最適です。
土産を配る人にとってはかさばらないし軽い上に一個当たりの単価が高くないので財布に優しいというメリットがあります。
一方配られる方としても忙しい時に食べるのが手間になりませんし、忙しい時に糖分を頭にぶっ込めば作業能率も上がるでしょう。
まさにWinWinのお土産ですね!
おわりに
以上、この記事では落雁について紹介させて頂きました。
少しでも興味を持った方は和菓子屋さんへ今すぐGoですよ!!