GPD PocketにそっくりなOne Netbook One Mixが発売!違いは?「買い」なの?

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この記事では、GPD Pocketによく似たUMPC、One Netbook One MixについてGPD Pocketとの違いと、「買い」なのか否かどうか考察します!

まずはOne Netbook One Mixの写真を見てみましょう。GEARBESTとGeekBuyingのオーダーページです。

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本当にGPD Pocketにそっくりですね。性能はどうなんでしょうか?

One Netbook One Mixの良い点

One Netbook One MixがGPD Pocketより優れている点をまとめました。

  • 画面が360度開く
  • キーボードバックライト
  • MicroSDカードスロット
  • USB-Cを充電以外の用途に使える
  • 2048段階筆圧検知
  • 本体カラーがシルバーの他にゴールド・ローズを選べる

暗い所で使えるキーボードバックライトの他、画面が360度開くとテントモードも使えるのは便利ですね。

また、GPD PocketではUSB-Cはもっぱら充電のためのポートとなってしまいますがOne Netbook One MixではMicroUSBが充電用に装備されていて、USB-Cポートが純粋に拡張ポートとして使えるのは頼もしいポイントです。

One Netbook One Mixのイマイチな点

One Netbook One Mixを買うのをためらってしまうポイントをまとめました。

この中にはGPD Pocketにも共通の弱点もありますが、GPD Pocket開発から1年近く経ったのに進歩してないの?!と言いたくなってしまう点です。

  • SIMを挿せない
  • CPUがGPD Pocketより劣る(Z8350)
  • ほんのちょっと重たい(515g)
    GPD Pocketは約500g(公称480g)です。

まずSIMを挿すことができない点。今時のUMPCとしては不満の残るポイントです。

UMPCを見ると多くの人は外に持ち出して使いたくなると思いますが、なぜか世の中はテザリングから進歩せず。。テザリングはスマホの電池をすごく消耗してしまうため、あまり使いたくないんですよね。。
その点、LenovoのYOGABOOKは筐体の表面積はGPD Pocketよりも大きいですがSIMを挿せるモデルがあり、単独で通信できる点が優れていると思います。

 

また、CPUがZ8350である点はものすごくマイナスポイントです。

GPD Pocketに搭載されているZ8750との比較をご覧ください。

2万~5万円台のタブレットPCや2 in 1デバイスでかなり頻繁に見かけるようになった「Atom x5-Z8350」というCPU。Atomと聞くだけで「非力そう。弱そう。」というイメージしか無いが、性能としてはどれくらいのモノなのか。この記事ではx5-Z8350と、想定されるライバルCPUと性能比較をまとめてみます。

GPD Pocketと比べてOne Netbook One Mixは「買い」なのか?

正直、GEARBESTなどのサイトで実際にOne Netbook One Mixが売りに出されているのを見て、買おうか買うまいか真剣に迷いました。

結果私の下した結論は、「見送り」です。その理由を挙げます。

128GBストレージがあればMicroSDスロットは不要

最近はクラウド環境がものすごく便利になってきていて、ブラウザとOneDriveだけでファイルストレージは事足りてしまいます。ぶっちゃけ必要なソフトさえインストールできれば余計なストレージ容量は不要です。(ただしWindows10とMicrosoft Officeだけで64GBはほとんど埋まってしまうため、128GBは逆に最低容量ではあるのですが。。)

また、One Netbook One MixにしろGPD Pocketにしろ、Microsoft Office以上に複雑なソフトはどっちみち動かせないので、OfficeとiTunesを除けば大したソフトは現実的に普段使いしないでしょう。

またMicroSDは小さすぎるため、気軽に外して他のデバイスに挿して、、というような使い方はあまりしないと思います。するとしてもUSBカードリーダーでOKです。

画面が小さいので360度画面が開くメリットが小さい

画面が360度開くメリットを生かせるのは10インチ以上のPCです。

テントモードはノートPCのキーボードを使わない時にキーボードが机の上で面積を占めてしまわないためにあるものだと考えるので、もともとあまり面積を取らない7インチでは、テントモードの意味が半減します。

現実問題、暗い所で使わない

実際よく考えてみると、真っ暗なところでGPD Pocketを使うことがありません。キーボードバックライトはあれば便利なような気もしますが、実際あったところで使うことはないと思います。

絵心がない

Lenovo YOGABOOK(初代)を使ってみて痛感しましたが、私は絵心が全くないので2048段階筆圧感知があってもまるで使うことがありません。

おわりに

One Netbook One MixはGPD Pocketよりも良いところもありますが、すでにGPD Pocketを持っていれば新たに買う必要はないと思いました。

しかし絵心のある方暗い所でPCを使う方USB-Cを使った拡張デバイスを使いまわせる方はOne Netbook One Mixを買うのもありかもしれません。

 

それでも私は自分が9か月使い続けて性能的にも耐久性にも全く不満を感じていないGPD Pocketを強く推します!!

 

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