この記事ではApple Watchの主な機能を紹介します。
私がseries2を入手して約1年日常生活で使ってきた中で、現在毎日使っていて生活に不可欠な機能もあれば、結局生活に定着しなかった機能もあるのでまとめることにしました。
よく使う機能
まずはよく使う機能から紹介します!
Suica(駅の改札通過・バス乗車)
私はこのためにApple Watchを購入したのですが、はっきり言って買って正解でした。
2016年10月までは鉄道駅の改札通過や路線バスへの乗車のたびにいちいち財布を取り出すなりAndroidスマホを取り出すなりしていました。
それが2016年11月からは、腕時計の画面を読み取り部へ置くだけで主要な交通機関全て乗り降りできるようになったのです。
これは私にとってものすごいメリットで、何物にも代えがたい便益を享受できています。
さらに、エクスプレスカードというSuica特有の機能で、特に何も操作しなくてもApple Watch読み取り部へあてがうだけで改札機が開いてくれるのです。
腕時計型端末が財布・定期入れやスマホよりも良い点は、下記の2つです。
- 腕に括り付けられているので、落としたりとっさに盗まれる可能性が極めて少ない
- 露出しているので、読取り部へあてがう動作が最小限ですむ
現在時刻が分かって、かつSuicaが使える。この2点だけで超絶価値があると思います。
なぜ爆発的に広まらないのか、理解に苦しむほどです。
ぜひApple Watch series2以降のモデルを買って、腕時計で改札を通ってみてください。
ちなみに、私は半年くらいの間、iPhone6に連携させたApple Watch series2を使っていました。
iPhone単体でApple Payを使うにはiPhone7以降のモデルを買う必要がありますが、Apple Watch series2以降のWatchモデルを買えば旧モデルのiPhoneでも外出先でApple Payを使うことができるのです。
iPhone6SやiPhone6を使い続ける方は、Apple Watch series2以降のWatchモデルをぜひ検討してみてください。
Apple Pay(クレカ・Suica電子マネー)
こちらも頻繁に使っています。
私はもう飲料の自動販売機やコンビニでは現金を使うことはありません。毎回Apple Watch series2によるApple Payで支払っています。
このためにiD用に三井住友カードに入会し、Apple Payのメインカードにしています。
自販機での利便性は極上です!
特にSuica自販機なら、飲み物選ぶ⇒読取り部に時計をあてがう⇒商品出てくる⇒取り出す まで5秒で済みます。
iDでも先にサイドボタンをダブルクリックしておくだけなので、ほぼ所要時間に差はありません。
もちろん、主要なコンビニチェーンでも問題なく電子マネーを使うことができます。
カレンダー
私はApple Watchを会社から貸与されている業務用端末のiPhoneと連携させているので、自然と会議や打ち合わせの予定がカレンダーから同期されるようになっています。
ここで超絶便利なのが、次の打ち合わせへ移動する際にどの会議室へ行けばよいのかがApple Watchだけですぐに分かる点です。
今までは会議室がどこなのか調べるためにPCやiPhoneのロックを一々開いていたのですが、Apple Watchは腕に装着している限りロックが解除されている点が素晴らしいです。
通知
iPhoneに電話がかかってきたこと・LINEが来たこと・SMSが来たことの通知は非常に役に立っています。
iPhoneはポケットに入れてしまうと位置によっては振動に気付けませんが、腕に装着していると嫌でも気付くので、電話に気付かずにやり過ごしてしまうことによる連絡ミスが撲滅されました。
AirPodsで再生中の音楽操作(NicoBox)
WatchOSでは、Airpodsへ連携しているiPhoneの音楽アプリで再生されている音楽の停止・再生・次/前の曲・音量といった操作ができます。
いちいちiPhoneを操作しなくてもWatchだけで再生をとっさに止めたりできるので、非常に便利です。
しかしこの機能は最近まではiOS/WatchOSのミュージックアプリだけにしか対応していなかったため、常にNicoBoxでボカロ曲を聴いている私にはあまり縁のない機能でした。
それがWatchOS4にアップデートされて、AirDropで再生しているミュージックアプリ以外の音楽再生アプリにも対応するようになり、Apple Watchをさわる機会がものすごく増えました。
AirPodsでNicoBoxで再生中の音楽を聴いているときにApple Watchを見ると、自動で音楽操作ができる画面が立ち上がります。
ポイントは、音楽操作画面でも右上に時刻が表示されていること。
本当に便利です。
Suica(自転車シェアリング)
Apple Watch series2がSuica機能を持っていることを最大限生かせるのが実は自転車シェアリングサービスの認証に使うことができる点です。
Apple Watch series2をSuicaとして自転車シェアリングサービスに登録しておけば、以後自転車シェアリングサービスを使う前に一々スマホで予約をせずに済むようになるのです。
ただし、自転車シェアリングの認証に使う際にはエクスプレスカード機能は使えず、サイドボタンのダブルクリックでSuicaを呼び出した状態で自転車の読み取り部へ時計をあてがう必要があります。
とは言ってもサイドボタンをカチカチってやるだけですし、スマホでいちいち暗証番号を取得してそれを自転車の操作盤へポチポチ入れるよりは余程楽なのは確かです。
なお、私は東京でしか使ったことがなく、他の都市の自転車シェアリングサービスでは使えるのかどうか分かりません。このブログのタイトルに免じてお許しください。。
道案内(徒歩)
初めて行く銭湯など、住宅街での目的地探しは往々にして分からなくなってしまうものです。
そんな中で、Apple Watchの経路案内はかなり優れている印象です。
GPSを内蔵しているため次に曲がる地点までの距離が正確に表示されますし、交差点での曲がり方向が微妙な角度含めビジュアルで表示されるため分かりやすいです。
道案内中にも画面右上に時計が小さく表示されているのもポイントです。
私は使っていない機能
上記以外の機能ははっきり言ってあまり使っていません。
主なWatchOSの機能について、使わない理由を思いつく限り書いてみました。
アクティビティ
ぶっちゃけ私は運動の記録を取ることに現状あまり興味がありません。。
また、iPhoneのヘルスケアアプリの方が断然役に立つのでアクティビティアプリは使ってないです。
呼吸アプリ
最初は使っていたのですが、最近忙しすぎて呼吸アプリを使っている暇もないくらいになっているうちにアプリの存在自体を忘れてしまいました。。
マップ・経路案内(自動車・交通機関)
私はたまたま子供の頃から時刻表を愛読してきたような人間なので、少なくとも首都・近畿近郊圏であれば駅名を聞いただけでどう乗り換えるか別に調べなくても分かるのです。
また、自動車の経路を見たい時やただ地図を見たい場合はスマホの地図アプリを使います。
さすがにWatchの画面は地図を見るには小さすぎます。。
Siri
機械に語り掛けるのがどうしても慣れないんですよね。。
っていうか私は現実世界では必要が無ければそもそも喋らない性格なので、言葉を話すこと自体に抵抗があるんです。。
天気予報
私は現状ではあまりApple Watchの天気予報アプリは使っておらず、iPhoneでそら案内などのアプリを見ます。
というのもApple Watchの天気予報は今現在から1時間毎に9時間後までの天気が表示されるのですが、明日の天気は?て見たい時に明日の未明から8時までの天気だけ見えてもしょうがないんですよ。。
1時間ごとではなく3時間毎で24時間後までの天気を表示されるように改修して頂きたいものです。
ニュース・メール
iPhoneで見ます。Apple Watchだとさすがに画面が狭くて情報量が少なすぎです。
リマインダー
当初1週間くらいは喜んで使っていたのですが、半月で使わなくなってしまいました。
Remember the Milkと同じで、私には定着しませんでした。。
その他の機能
意識にも上ってません。。
おわりに
長くなってしまいましたが、それだけ私はApple Watchについて熱く語りたいってことなんだと思います。
使っていない機能の方が多いじゃないか!と思われるかもしれませんが、いやいや、今までの時計って時間を見るくらいしかできなかったでしょう?腕時計で改札通過出来てお金払えるんですよ?凄くないですか?それだけで4万円払う価値ありますよ?と私は声を大にして言いたいのです。