この記事では、Apple Watch OS4の基本操作について説明します。慣れるまでは多少とっつきにくいかもしれませんが、ぱっと見で分かる基本操作の整理表を作ったのでぜひ見てみてくださいね!
Apple Watchの基本的な画面
Apple Watchには、よく使う基本的な画面として「文字盤」「ホーム」「Dock」「電源・緊急」「通知」「コントロールセンター」「Siri」「Apple Pay」という8つの画面があります。
文字盤
文字盤はいわゆるWatch Faceというべき画面で、いろいろな文字盤デザインから好みのものを選んで使うことができます。
デザインによっては頻繁に使うであろうアプリを直接呼び出す機能を持ったものもあり、デザインと実用性の両面から自分に合ったものを選ぶことができます。
文字盤のデザインは複数選ぶこともできます。
文字盤画面を左右にスワイプすれば選んでおいた文字盤デザインの中から表示させたいものを選ぶことができます。
ちなみに上の画面は「カラー」という画面で、シンプルな割に天気予報や音楽などを呼び出すことができるため私はよく使っています。
ホーム画面
ホーム画面はアプリを起動するための画面です。
この画面は上下左右にスクロールすることができます。
ホーム画面を呼び出した時に真ん中にあるアプリアイコンほど起動させやすいので、iOSの設定画面からアプリアイコンの位置を調整してよく使うアプリは真ん中に寄せておくようにします。
Dock
Dock画面はバックグラウンドで起動中のアプリを呼び出すための画面です。
以前は横にスワイプして呼び出したいアプリを探していましたが、WatchOS4では縦スクロールまたはデジタルクラウン(丸い物理ボタン)を回してアプリを探せるようになりました。
電源・緊急画面
電源オフや緊急SOSといったクリティカルな操作をするための画面です。
普段はあまり使いませんが、いざという時に知っていれば非常に便利です。
通知
通知はApple Watchの非常に便利な機能の一つですが、この通知画面では最近来てまだ確認していない通知をまとめて確認することができます。
また、気になった通知は押し込む(3D Touch)ことでアプリケーションを開いて詳しい内容を確認することができます。
コントロールセンター
コントロールセンターは、電池残量の確認や機内モードへの変更といった確認・設定操作を簡単に行うことができる画面です。
下記の通り色々な操作をすることができます。
- iPhoneとの接続状態の確認
- GPSを使用中かどうかの確認
- WifiやLTE(series3のみ)が有効かどうかの確認
- 電池残量の確認
- 機内モード・消音モード・おやすみモード・シアターモード・防水ロックのオンオフ
- Apple Watchのロック
- iPhoneを探す(接続中のiPhoneから音を鳴らす)
- フラッシュライト(Apple Watchの画面を白一色にしたり点滅させられる)
- オーディオデバイスに接続(AirDrop)
いろいろなことができるので、ぜひ覚えておきましょう。
個人的には、この画面でApple WatchからiPhoneのフラッシュライトを操作できれば完璧なのですが。。
なお、Apple Watchの設定アプリはこの画面とは別のものが用意されており、ホーム画面から呼び出します。
Siri
言わずと知れた音声操作のための画面です。
iPhoneだけでなく、Apple Watchに話しかけて調べものや操作をすることができます。
Apple Pay
Apple Watchを店頭でレジ端末にかざしてApple Payで支払いをするときには、この画面を呼び出してからかざします。
Suicaでエクスプレスカード機能を設定していればこの画面を呼び出す必要はありませんが、クレジットカードをApple Payに取り込んだ場合や複数のカードを取り込んでいる場合は、この画面を横にスワイプして使いたいカードを選択します。
また、Suicaをエクスプレスカードとして設定している場合でもdocomoのシェアサイクリングの認証などSuicaを認証カードとして使う場合は、この画面でSuicaを呼び出して認証する必要があります。
画面の移動ルールは多少慣れが必要
以上見てきたようにApple Watchには基本的な画面だけで様々なものが用意されており、いろいろな機能を使うことができます。
しかし逆にやはり時計というデバイスの宿命で、ボタンが2つしかなくタップやスワイプできる画面の範囲も狭いため、どの画面の時にどの操作をするとどうなるのか、というルールが頭に叩き込まれるまではちょっと苦労します。
いや正確に言うと苦労はしないのですが、頭に叩き込まれなかった機能は使わなくなってしまうので、せっかくの便利な機能の数々がもったいなくなってしまいます。
そんなわけで、ぱっと見の分かりやすさを目指した基本操作整理表を作ってみました。
ぜひ参考にしてくださいね!
「丸」はデジタルクラウンと呼ばれる丸い物理ボタン、「サイド」はサイドボタンと呼ばれる細長い物理ボタンのことです。
1は1回押し、2は(ダブルクリック的な)2回押し、「長」は長押しです。
黒い矢印は双方向有効な操作ですが、赤い矢印は片方向しか有効でない操作です。とは言っても実際にさわってみれば片方向でしか有効でないことは感覚的に分かると思います。
おわりに
Apple Watchは使いこなせばiPhoneにはできない色々なことができる、とても良いデバイスです。
私はseries 2を1年間使ってきましたが何の不満もなく、大満足です。
この記事をきっかけに、より多くの皆さんがApple Watchの便利な使い方を見出していただけることを祈っています。