SIMフリーの中華スマホが最強だと思い知らされた件

新しい物事

2017年末、今時のトレンドはスマホを大手通信業者から買わないでSIMフリースマホを買うことです。特に最近の中華スマホは、安さはそのままに性能が高くなっていておすすめです!

きっかけ

私はソフトバンクの回線を契約していますが、そろそろ今の機種(Xperia Z5)を購入して2年になります。

主な用途は通信量を使う順に下記の通りです。

  1. テザリング(外出先でGPD Pocketを使うので必須)
  2. 音楽鑑賞(NicoBox中心)
  3. ニュース・メール・RSSフィードのチェック
  4. ブラウジング

Xperia Z5購入当時はゲームやおサイフケータイも使っていましたが、今はゲームはしなくなり、おサイフケータイはApple Watch series2で済ませるようになりました(会社から貸与されたiPhoneを母艦にしています)。

8GBのデータ定額で契約していますが、自宅のフレッツの調子が悪くなった時に代用でテザリングしていたら1日で6.5GB使ってしまい、月8GBをほぼ使ってしまいました。。

通信制限を食らってしまったら実質外でGPD Pocketをほとんど使えなくなってしまいます。。どうしよう。。

実はSurface3を買った時のしがらみでY!MobileのSIM契約もしているのですが、Surface3の残債&解約手数料を払うよりは月々の通信料を払っている方が安いので解約しないまま使いもせず放置したままになっています。

しかしSurface3+キーボードを外出先へ持ち歩いて使うか?と言うと、GPD Pocket+ハンドセット端末の方が軽く小さく、一般的なサイズのボディバッグに入るので、今さらSurface3を持ち歩く気にもなれません。

そんな状況を勘案した結果、ソフトバンク回線が通信制限を食らっても外出先でGPD Pocketを使うにはY!MobileのSIMを差してWiFiを飛ばすことができるSIMフリーのモバイルルーターがあればよいのでは?と思い至りました。

SIMフリーモバイルルータの相場

そこでSIMフリーのモバイルルータをAmazonで漁ってみましたが、、

LTE(4G)回線を使えるSIMフリーモバイルルータって、最低9千円くらいするんですね。もっと安いと思っていました。

2017年11月末現在、Amazonで最も安い4G SIMモバイルルータはこれでした。

この機種はモバイルバッテリーを兼ねていてコスパは良いのですが、あいにくモバイルバッテリーはすでに別にもっと大容量のものを持っているんですよね。。

それよりもっと深刻な問題は、この機種ではソフトバンクのプラチナバンドではLTE(4G)を使えないこと。

これでは思うように4G電波を拾えないかもしれません。

今時の中華スマホは性能が良い上に1年落ちなら約1万円で買える

と思い悩んでいる中、GPD Pocket購入以来たびたび届けられるGearBestの広告メールを見ると、今時の中華スマホは約110ドル(12,300円)で買うことができることが分かりました。

モバイルルーターと数千円の差額でスマホを買うことができるのであれば、スマホを買ってテザリングを使う方が得だと思いました。

また、Xperia Z5もSurface3もたまたまSIMのサイズがnanoSIMで同じなので、nanoSIMのSIMフリースマホを買っておけばいざソフトバンクで通信制限を食らってもY!Mobileに逃げることができます。

というわけで、ソフトバンク回線によく対応していてnanoSIMを刺すことができる機種を探してみることにしました。

Huawei、ZTE、Xiaomiあたりは日本でもここ数年よく耳にする会社名です。

それらのメーカーの機種をいろいろ見てみた結果、ZTEのAxon 7 miniという機種が安くて軽くてそれなりの性能があってnanoSIMを使えてソフトバンクのLTE周波数に対応していることが分かりました。

SIMフリースマートフォン「ZTE AXON 7 mini」の紹介ページ。 日本初*「Dolby Atmos」採用 最高水準のオーディオ専用チップ「AK4962」搭載 迫力のデュアルスピーカー 一眼レフに迫る高性能カメラ デュアルSIMスロット搭載

また、GPD Pocketを買った時に付与されたらしきGearBestのポイントが10$くらい残っていたので使うと、11,000円程度の出費に抑えることができました。

Xperia Z5の残債を払い終わったら買取に出せば、ZTE Axon 7 miniに支払った額の半分以上は取り返せそうです。

また、これまで2年ごとに通信契約とセットで新しいスマホを買っていましたが、その時々の最新機種を選んでいたために月月割を入れても月々の負担が増えていたので、その負担が減るのは良いことだと思っています。

というわけで、GearBestでZTE Axon 7 miniをポチりました。届くのが楽しみです。

ZTE Axon 7 miniに期待するポイント

最初にも書きましたが、私はスマホを主に音楽鑑賞に使っています。

ZTE Axon 7 miniの一番の特長は音質関連の性能が良いことのようですので、期待したいです。

ZTEジャパンから登場した「AXON 7」と「AXON 7 mini」は、サウンドにこだわったハイエンドのスマートフォンだ。本製品の強力なサウンド機能を中心にチェックした。

何より「ドルビーアトモス」は別途所持しているLenovo YOGABOOKにも搭載されていて確かに音質が良いと思えるだけに、自宅の自室内でミニスピーカーとしても使えるのではないかと期待しています。

もう一点、ZTE Axon 7 miniは充電がUSB-Cで急速充電対応とのこと。GPD Pocketと充電装備を共用できそうなので良いと思いました。

おわりに

スマホの性能の成長スピードが鈍化する中、格安の中華スマホでも日常使いには満足な性能を得ることができるようになりました。

また、SIMフリーの機種を選べば大手通信業者ブランドと格安通信ブランド両方のSIMを刺せるため、いずれかの通信契約で不慮の事態が起こっても柔軟に対応することができます。

ちなみに固定回線を引く必要がないほどにしか自宅でネット通信を使わない場合はWiMAXが最も安いですが、WiMAXには「3日間で10GB」という通信制限があります。

自宅でネットを通信量を考慮せずに使っていると3日で10GBを超えることは普通にあり得ます。

現に今回私が思い悩むに至った原因は1日で6.5GB使ってしまったからです[1] … Continue reading

References

References
1 私のソフトバンク回線はたまたま前の月のデータ量の繰り越しがあったため、8GB以上使っても通信制限に引っかからないことが分かりました。良かった。。Axon 7 miniを注文したことはXperia Z5の次のスマホを先に格安で買ったという位置づけで考えているので、損したとは思っていません。
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