私は事務系サラリーマンなので毎朝オフィスに通って同じ自席で仕事についていますが、自席に着いたらまず最初に袖机[1] … Continue readingの鍵を開けるのが日課になっています。
そして、一日の仕事を終えてオフィスから出る時には、袖机の鍵を閉めています。
この袖机の鍵はいまだにアナログの鍵で、1年に1度部署内で棚卸が行われて全員ちゃんと主キーととスペアキーと2本持ってますか?鍵に彫ってある番号を確認しますよ!とチェックが行われます。
よく考えてみるとこのIoTの時代に、なぜいまだに袖机の鍵だけがアナログなのでしょうか。
加えて、私の通う会社では従業員のセキュリティ意識を高めるために、若手社員が交代で朝早く出社して皆が間違いなく退社時に袖机の鍵を閉めているか、閉め忘れはないか、抜き打ちでチェックすることになっています。若い人は朝が苦手な人が多いので、みんな早く来るのは大変そうです[2]しかも時差勤務のママさんOLや私たち中年以上は早朝出勤している人が結構いるので、あまり抜き打ちの意味をなしていません。。。
なんでそんなことをわざわざ人手を掛けてしなければならないのか、まったくもって意味不明です。
最近は社員証にICチップを埋め込んで、さまざまな認証をすることができるようになっています。
例えば、オフィスに入る時には、社員証をかざせば自動で解錠される仕組みがあります。
PCを使う時にも、社員証で認証してPCを起動させる仕組みがあります。
複合機を使うときも、社員証をかざすと印刷されます。
これらの仕組みのおかげで、タイムカードと同じように入退社の時間を自動記録できたり、入退社したけどPCを使っていないサボり社員や、紙をムダ遣いしている犯人のチェックができるため従業員も会社のものを私用したりダラダラと会社に居残ったりすることを防ぐことができています。まさにIoTの効果です。
にもかかわらず、固定席を持つ全ての従業員が毎日解錠と施錠を行う袖机だけが、なぜかいまだにアナログの鍵なのです。納得いきません!!
「社員証 袖机」とか「NFC 袖机」とかでググってみましたが、社員証やNFCをかざして認証して解錠する袖机製品を検索して見つけることは出来ませんでした。
事務機メーカーだかセキュリティサービス企業だかITソリューションベンダーだか分かりませんが、近年の企業のセキュリティ意識の高まりから確実にニーズはあると思いますので、社員証で解錠/施錠できて、一定時間操作が無いか持ち主の従業員が当該事業拠点に居ないと自動的に施錠されるインテリジェント袖机を是非開発して頂きたいものです。
更に妄想を進めさせていただきます。
下記の通り日産自動車が自動運転で動くオフィス椅子を開発しているので、この技術と組み合わせて、
席替えやフリーアドレスに対応させて、出社して業務用端末(スマホ)兼社員証を操作すれば自動でスマホを持っている従業員の許にやってきてくれる袖机が出来たら最高だなと思います。