Lenovo YOGABOOK with Windowsレビュー。出張で大活躍しますよ!

新しい物事

私は泊りがけの外出の時には必ずノートPCを持ち歩いています。

どこでも思い付いたことをブログに書くことと、急な仕事の用事に対応できるようにしておくためです。

とは言っても当然荷物が重くなるのは出来るだけ避けたいので、いつも最も軽量で使えるモバイルPCを探して手に入れるようにしています。

今年下半期以降はGPD Pocketに期待しているのですが、今のところ市販されている中で使い物になる最軽量のPCはLenovoのYOGABOOK with Windowsです。

この記事ではYOGABOOKの使い心地をレビューします。

最軽量&最薄モバイルPC

YOGABOOKの重さは690g。

軽量を売りにしているPCにはLet’s NoteやLavieなどがありますが、いずれも700g台以上です。

実際に持ち歩いていますが、本当に軽いです!

こんな風に二本の指でつまめるほどに軽いのです。

YOGABOOK入手以前はSurface3+キーボードカバーを持ち歩いていましたが、その重さは887gです。200グラムほど軽くなったことで、非常に肩の荷が軽くなったことを実感できます。

 

また、YOGABOOKの凄さは軽いだけでなく、薄いことです。

キーボードを閉じた時の厚さは9.6ミリと、1センチを切っています。

実際持ち運んでみると、Surface3+キーボードカバーではA4の書類が入ったクリアファイルよりも存在感が出てきてしまうのですが、YOGABOOKは存在感なくカバンに忍ばせることができます。それこそ、A4書類用のクリアファイルの中に忍ばせることも普通にできます。

気になるキーボードの使い心地

この機種でまず最も気になるのはHALOキーボードと呼ばれる疑似的なキーボード、、もっとはっきり言ってしまえば巨大なタッチパッドを無理やりキーボードと言い張っている代物がどこまで本物のキーボードに近い感覚でキータッチできるのか?という点でしょう。この点について、数か月使ってみての良い点・悪い点をまとめてみました。

良い点

  • 英数字キーの幅が広いため、思ったよりは入力しやすい
  • 値段の割にはキーボードを含めて筐体全体の剛性が高く、高い質感と安定感がある
  • BackSpaceキーが大きくとられているので、打ち損じが生じてもあまり気にせず戻ることができる
  • 基本的にLenovoのThinkPadと同じキー配列で、PgUp/PgDnキーがカーソルキーのすぐ上にあり、Chromeのタブ移動やExcelのシート移動がしやすい
  • タッチパッドも普通に使えるので、iPhoneアプリでは不自由を感じることもあるブログの文字装飾や切り貼り、画像挿入などの編集も簡単

良くない点

  • まあ正直やっぱり打ち間違いがかなり多くなるのは避けられない[1]iとoとか隣のキーを叩いてしまうのは慣れでは解決できないかもしれません。が、少しゆっくり目に叩けばかなり正確に入力することは可能です。
  • ゼロの右隣のハイフンやイコールを入力するキーがやたら狭いので、長音を入力しようとするたびに数字のゼロが表示される[2]漢字キーも同様に狭いですが、端っこにあるキーなのでそこまで苦にはなりません。
  • キーを早打ちするとたまに反応してくれない時がある[3]やや強めにキーを触ればちゃんと反応してくれるので、慣れの問題だと思います。
  • タッチパッドもたまに反応してくれない時がある
  • タッチパッドを操作しているとスペースキーを触ってしまう
  • 何かキーを入力すると、キーが沈み込まない代わりに「ヴ」と振動する。静粛な部屋などで使っていると、音や振動が目立つことがある[4]この振動は設定で止めることができるので、心配は無用です。

私の感想

私はSurface3からの移行組ですが、Surface3のキーボードカバーは元々カパカパした作りだったので、YOGA BOOKのHALOキーボードにもそんなに酷さは感じませんでした。

むしろキー配置がLenovo配列である(PgUp/PgDnキーがカーソルキー上に来てくれた)ことの方がメリットが大きいです。

また、動作はメモリを4GB積んでいるだけあって、Surface3並にはキビキビ動きます。少なくともブログを書いて編集して投稿するには全く問題ないレベルです。

インストールされているOffice Mobileも普通にきびきびと動く印象です。

おわりに

今回北海道への1泊2日の出張に連れて行きましたが、現地で、ホテルで、移動中の電車内や空港内で大活躍しました。

年度末の多忙な折の出張中に容赦なく我が身に降りかかってくる仕事をこなしつつ、ブログ記事まで書くことができたのはYOGABOOKのおかげです。

YOGABOOKにはキワモノPC的なイメージがある方もいらっしゃると思いますが、普通に廉価ウルトラモバイルノートPCとして使えます。

国産の十何万円もするようなPCの3分の1以下の値段で、使い心地の方は2~3割減程度だと思いますので、コスパ的には十分ありでしょう。

 

References

References
1 iとoとか隣のキーを叩いてしまうのは慣れでは解決できないかもしれません。が、少しゆっくり目に叩けばかなり正確に入力することは可能です。
2 漢字キーも同様に狭いですが、端っこにあるキーなのでそこまで苦にはなりません。
3 やや強めにキーを触ればちゃんと反応してくれるので、慣れの問題だと思います。
4 この振動は設定で止めることができるので、心配は無用です。
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