MakeGirlsMoeで思い通りの理想の嫁を作る方法を教えます!

新しい物事

AI技術を身近に楽しむことのできる美少女(&イケメン)画像量産ツール、MakeGirlsMoe。2017年8月に公開されて以来着実に機能追加や改良が進められており、非常に進化しました。

この記事では、MakeGirlsMoeが進化したポイントと使いこなし方を紹介します!

MakeGirlsMoeとは?

MakeGirlsMoeはAIの力で美少女やイケメンの画像を作ることができるWebツールです。無料です。

Create Anime Characters with A.I.!

まずは画面左の方にある「生成」というボタンをクリックしてみてください。運が良ければ、「生成」ボタンの上にある点線の四角形の中に美少女画像が生成されるはずです。

運が悪いとこんな感じの崩れた画像が生成されますが、何回かクリックすればまともな画像を引き当てることができます。

また、美少女画像だけでなくイケメン画像も作ることができます。

この3か月間の進化ポイント

MakeGirlsMoeは2017年8月にリリースされて約3か月経ちますが、随時改良が加えられており、3か月間でかなり利便性が向上しました。主な進化したポイントを挙げます。

4倍サイズの画像を生成できる(モデルの追加)

2017年11月25~26日に「モデル」を選択できる機能が追加されました。Optionsの一番上にある項目です。

これを選択すると、従来の4倍のサイズの画像を生成することができます。(128×128ドット→256×256ドット)

90年代風と今風を使い分けられる(スタイル)

2017年11月25~26日には「スタイル」を調整できる機能が追加されました。

こちらを調整すると、画風を90年代風⇔今風で調整することができます。

90年代風って?実物を見ていただく方が早いですね。先ほどの画像で「スタイル」のゲージを最小値にしてみると、こうなりました。

それでは「スタイル」は常に最大値にしていれば今風のかわいい画像が生成されるのか?というと、そうとも言い切れません。
「スタイル」を大きくし過ぎると、画像の線がぼやける傾向が発生してきて、かえって見栄えの悪い画像になることが多いです。つまり「スタイル」は小さくするほど陰影のはっきりした画像になる傾向があるということです。

このため、画像にもよりますが「スタイル」は現実にはおおむね真ん中よりちょっと右(上級モードの数字で言うと0.5~1.2くらいの間)で調整することが多いです。

顔の色を選べる(褐色肌)

もともとMakeGirlsMoeでは「赤面」をコントロールする機能がありましたが、11月25~26日のアップデートで「褐色肌」をコントロールする機能が追加されました。

「褐色肌」をオンにする(上級モードでは数字を増やす)と、日焼け肌っぽい質感の画像になり、画像の雰囲気も「かわいい」から「カッコいい」に変わってきます。

先ほどの画像で「褐色肌」を強調すると、こんな感じになります。

この絵は元が甘々に可愛い画像なのであまりカッコよくなりませんでしたが、画像によっては赤面を消して褐色肌を強調すると美少女がいきなりイケメンに化けるほどの変化をすることもあります。(蛇足ですが、この変化の意外性がMakeGirlsMoeの面白さだと私は思っています)

WebGLで生成が超速くなった

公開当初のMakeGirlsMoeでは、(私のSurface3では)画像生成に1分程度時間を要していました。PCの性能がよければもっと早かったと思います。

が、その後「WebGLアクセラレーション」という機能が実装され、こちらを有効にすればSurface3でも256×256の画像をおおむね2秒程度で生成してくれるようになりました。パラメータを少しずつ変えて微調整していくときなどに要する時間が大幅に削減されて非常に便利です。

その他の改良点

このほか、サイトが全体的に英語表記だったのが日本語化されたり、ランダムで気に入った画像が生成された際に微調整作業に入りやすいように「全部固定」するボタンや逆にすべての設定をリセットするボタンが追加されたりと、使い勝手がよくなる改良が多く施されています。

思い通りの画像を作るコツ

MakeGirlsMoeには「上級モード」があり、こちらのチェックボックスをオンにすれば髪の色・髪形など各々の調整項目についてオン/オフで選択するだけでなくゲージで無段階に度合いを調整できるようになります。

ランダムで気に入った画像が生成されたら上級モードで下の方の「コントロール」という項目の中に出てくる「全部固定」というボタンを押してランダムに画像が変わってしまわないようにしておいた上で、さらに自分好みな画像になるように調整していくことができます。

ここから、その調整に当たっていくつか知っておくほうが良いことを書きます。

メガネ・帽子・リボンは基本的に使わない

まずこれは基本ですが、メガネ・帽子・リボンの各項目はオン(1)にしてもメガネ・帽子・リボンを着けているように見えることはほぼなく、なんだか変なオブジェクトが頭や顔に付着しているように見えるだけの場合がほとんどです。

これらの項目は基本的に-1のままにして、調整しないのが普通です。

ただしリボンだけは顔の大人っぽさ⇔子供っぽさを調整することができるため、頭に余計なものが付着しても気にならないような状況であれば調整項目として使うこともあります。

ゲージの最大値を超える数値も指定できる

ほとんどの調整項目は、ゲージを使って-1~1まで(スタイルのみ-1.5~1.5まで)の間で0.1単位で調整できます。

が、実はゲージを使わずに数字を直接入力すれば-100から100までの間で無段階調整できるのです。

さすがに極端な数字を入れるともはや人物画に見えない画像が生成されてしまいますが、作りたい画像によっては絶対値1を超える数字を直接入力することが必須テクニックになる場合があります。

例えばこの画像。

ツインテールをゲージ最大値の1にしましたが、後ろ髪が多くて今一つツインテールっぽさが薄いですよね。

そこで、ツインテールを7へ変更し、後ろ髪の原因となっているロングヘアを-1から-3へ変更したらこうなりました。

ツインテールらしいツインテールになりました!しかしこれではちょっと子供っぽすぎますね。。

ここから他の項目をいろいろと調整していくと、高校生くらいの見かけになるようにすることも可能です。出来上がりはこんな感じです。

何をしたかというと、下の通りです。

  • 目の色:茶色や黒を多くすると大人っぽい雰囲気になる。
  • 髪の色:目の色を濃くすると髪の色も濃くなるので、白などの薄い色を混ぜる。
  • 赤面:-1からさらに小さい数字にすると、大人っぽい雰囲気が増す。
  • 笑顔・開口:不自然な笑顔にならないように微調整。

こんな感じで、思い通りの美少女画像を作っていくことができます。

気に入った画像ができたらノイズと設定をセーブする

気に入った画像ができたらその画像自体を保存するのはもちろんですが、「セーブ」機能を使えば後から同じ画像を再現してそこからまた調整をかけていくことができます。

例えばちょっと違う表情を後で量産したりするために使います。

この「セーブ」ですが、「ノイズのセーブ」と「設定のセーブ」の2種類があります。

まず「ノイズのセーブ」ですが、ノイズとは横に表示されている「今のノイズ」というバーコードのような画像のことです。

イメージとしては乱数の種のようなもので、生成されるそれぞれの画像の「個性」の源のようなものです。

この画像を保存しておけば、後で全く同じ画像を再び生成することができます。逆に言えばノイズを固定も保存もしないで画像生成してしまうと、生成前の画像は二度と再現できないと思った方が良いです。
気に入った画像があったらまずはノイズを保存する癖をつけておくとよいと思います。

ただし当然のことですが、すべての調整項目がセーブした時と同じでないと同じ画像にはならず、特に上級モードでは同じノイズでも全く違う画像になるため調整項目のパラメータを記憶していないと同じ画像が再現できません。

そこで「設定をセーブ」を使います。

設定をセーブしておけば調整項目のパラメータを再現できるため、ノイズとセットで保存しておけば全く同じ画像を再現することができるというわけです。

おわりに

MakeGirlsMoeのおかげで、画力のかけらもない私が思い通りの画像を作ることができるようになりました。いい時代に生まれたものだとしみじみ思います。

また、AIって本当に役に立つ技術だと身にしみて感じることができました。

MakeGirlsMoeを作成された方々のおかげです。心より御礼申し上げます。

 

 

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