この記事では、日清食品から2017年6月にリニューアル発売されたチリトマトヌードルを実際に食べてみましたので感想を紹介します。
プロモーション(宣伝)とプロダクト(商品そのもの)との両面で、今回のリニューアルにはかなりの気合いを感じました!
気合いの入った宣伝
今回のチリトマトヌードルリニューアルにあたって、日清食品ではこんな特設サイトを作っています。
それだけではなく、プロモーションビデオまで作られています。
おしゃれな雰囲気ですね!
それもそのはず、楽曲はPerfumeやきゃりぱみゅへの提供で有名な中田ヤスタカ氏が担当されているとのこと。
すごく宣伝に気合いが入ってますね!
さて、商品そのものはどうリニューアルされているのでしょうか。。?
実食レビュー!
今日コンビニで見たら売っていたので、早速買って帰って食べてみました。
謎肉の白さはこんな感じです。
それでは、麺類を構成する基本要素である、麺・スープ・具の各要素についてレビューします。
麺
麺はいい意味でも悪い意味でも普通のカップヌードルと変わりません。
ぶっちゃけチリトマトの味より麺の味の方が勝ってしまっているので、麺をすすっている間は何味のスープでも同じものを食べている感じしかしません。
でも、「ああ、カップヌードル食ってるな」という安心感はしっかりとあります。
何か月かに1度程度の周期で無性に食べたくなる人が多くいて、それがカップヌードルというロングセラー商品を支えていると思います。
スープ
スープの味はリニューアル以前のチリトマトヌードルから変わった印象はありませんので、リニューアル前のチリトマトヌードルを問題なく食べられる人なら全然OKです。
チリトマトヌードルってことは辛いスープなの。。?とためらっている人もいるかもしれませんが、そんなに怖がるほど辛くはありません。
小学校中学年以上なら問題ないレベルの辛さです。
強いて言うと、ぬるくなってきたスープを最後に飲み干す時に「あ、辛さを付けてあったんだ」と感じる程度です。
なお、カップヌードルでもカレー味は食べる前にカップの底から掘り出すように中味をかき混ぜないと「最初は薄くて最後はドロドロ塩辛」なスープになってしまいますが、チリトマトヌードルはそのような必要はなく、無印(しょうゆ味)と同じように湯に溶けやすいスープです。
具
今回のリニューアルにおける商品内容の最大の変更点は具。
そう、謎肉の色が変わった!っていう点です。
以前はしょうゆ味やカレー味と同様に茶色い謎肉でしたが、今回のリニューアルでチリトマトヌードル専用の白い謎肉に模様替えしました。
コマーシャル映像でも、謎肉の変更が最大の特徴としてクローズアップされています。
さてそのお味は?
ぶっちゃけますが、、
私の味覚では、白色謎肉の味は以前の茶色謎肉と同じでした。。
なーんだ、味同じなのか、はいはい解散解散!と思っちゃいました?
いやちょっと待った!!
食品の色が変わるっていうのは凄いことなんですよ!!!
食を楽しむということは舌で味わうことだけでありません。
鼻で風味を楽しんだり、目で食品の外見を楽しむこともあります。
味覚・嗅覚・視覚全てが非常に重要で、どれが欠けても食品としてダメになってしまいますし、どれかが良くなれば食品全体としての価値もアップします[1] … Continue reading。
謎肉のリニューアルについて考察
謎肉の色変更の意味について考えてみましょう。
まず一番わかりやすい所でカレー味は茶色の謎肉の方が色合いとしてマッチしています。ビーフカレーみたいに具の色が濃いほど良いというわけです。
次にしょうゆ味。こちらも白い謎肉よりは茶色謎肉の方がマッチしています。一般的なラーメンのチャーシューは普通はある程度茶色いですし[2]白っぽいのもありますが。。、昔は赤く色づけされていましたよね。
そこへ来てチリトマト味。こちらは断然茶色謎肉よりも白謎肉の方がマッチしていると思いました!
チリトマトだと鶏肉が合うため、白い色の鶏肉が入っているチリトマト煮込みなどの料理を見慣れているからだと思います。
というわけで、今回のリニューアルはチリトマトという料理のイメージに具の色合わせて食の満足感アップを狙っているのだろうと思いました。
実際、以前より違和感なく食べることができたような気が(なんとなくですが)します。
ちなみに白謎肉は鶏肉の味がするのかっていうとあんまりしません。
ていうか、謎肉は謎肉の味しかしません。
おわりに
リニューアルされた日清チリトマトヌードルを紹介させて頂きました。
味は以前と変わらず安定感がありますが、見掛けにこだわったことで以前よりも食の満足度がアップした印象です。