日清の看板商品カップヌードルに「カップヌードルnice」という新商品が登場しました。
試しに早速食してみましたので、感想を記事にしました。
今回私が試したのは、「濃厚!ポークしょうゆ」味ですが、もう一種類「濃厚!クリーミーシーフード」味も売られています。
商品コンセプト
私は団塊Jr世代でもう若くない上にダイエット継続中の身なので、通常はインスタントラーメンをはじめとするジャンクフードの新製品が出ても試しに飛び付いたりはしません。
が、そんな私でも「これなら1杯くらい大丈夫そうだ」と思わせるだけのカロリーカットを実現できているのがカップヌードルnice。
約30年前のファミコン時代RPGをモチーフにしたCMといい、30代後半~40代の中年世代を狙ったマーケティングで「ジャンクフードは20代まで」という社会通念をどれだけ覆せるのかが見ものです。
外観
乾燥した麺を見ると、普通のカップヌードルより繊維っぽい感じが何となくします。
普通にお湯を入れて、3分間。
味と食感
ラーメン三銃士でおなじみの3つの視点からレビューします。
麺
麺には食物繊維がレタス約4個相当入っているとのことですが、麺の味や食感は普通のカップヌードルと変わりません。言われなければ全く気付かないレベルです。
麺の量も普通のカップヌードルより多少少ないかな?程度です。
具
謎肉と謎卵は普通のカップヌードルと同様のものが健在です。実は数か月前に謎肉祭を食した[1]さっき言ったことと矛盾しているというツッコミはご勘弁を。。のですが、やっぱり謎肉は1杯に2・3個程度の希少価値感がベストですね。
普通のカップヌードルに入っていないキャベツがniceには入っています。まあ普通にカップ焼きそばなんかに入っているキャベツと変わらないです。
スープ
カップヌードルniceの最大の特徴はスープだと感じました。
「濃厚!」の名に恥じぬように加工してあります。
ただし、味が濃厚というよりは「とろみを付けました」という表現が妥当です。
また、スープの色も濃厚っぽい感じを演出していて、普通のカップヌードルは透明感のある茶色ですが、カップヌードルniceのスープは濁っています。
スープの味がこってりしているのか?と問われたら、とろみがついただけで味の濃厚さは普通のカップヌードルと変わらないというのが正直な答えになります。
でも変な味を付けてまずくなっていることは断じてありません。安心して食べられる味だと感じました。
注意点
カップヌードルniceを食べるにあたって、注意点があります。
スープにとろみを付けた代償として、普通のカップヌードルと比べてスープを底からかき混ぜないと均一に混ざってくれません。
お湯が冷めないうちに、手厚くかき混ぜてあげましょう。
かき混ぜを怠ると、最初は「とろみなんてないじゃん」と感じ、最後に濃厚というか濃すぎる味を味わわされる羽目になるので注意しましょう。
おわりに
カップヌードルniceは基本的な味は普通のカップヌードルと変わらないので、30代後半以上の中年世代にとって、ジャンクフードが無性に食べたくなった時の選択肢としてありだと思います。
普通のジャンクフードだと太る原因になってしまいがちな夜食にも良いと思います。
賞味期限も半年近く持つのは確か[2]私が買って食べたのは2017年4月12日で、賞味期限は2017年9月4日でした。なので、非常食にも可能と思います。