大江戸線新江古田駅近くの銭湯・江古田湯を紹介します。「えごた」と読みます!

銭湯

この記事では中野区江古田3丁目にある江古田湯という銭湯について紹介します。

中野駅から歩いて北上し、西武新宿線新井薬師前駅を経由して哲学堂公園へ向かいます。

目的地は中野区江古田にある江古田湯です。

江古田湯 : 中野区 東京銭湯マップ

 

思い起こせば二十数年前。

私は学生時代に江古田二丁目にあるワンルームマンションを借りて住んでいたことがあり、江古田湯にはガスを止められた時などにお世話になったので、久しぶりに訪れてみたくなりました。

ちなみに、「江古田湯」という銭湯は西武池袋線江古田駅の近くにもあります。

こちらの所在は練馬区であり、練馬区の江古田と中野区の江古田とでは読み方が違います。

練馬区の江古田は「えこだ」、中野区の江古田は「えごた」と読むのです。

その点、バス停のローマ字表記で明確に表現されていました。

 

中野区江古田湯の場所と外観

江古田湯は関東バスの「東橋」というバス停から少し西側へ歩いた住宅街の中にあります。

 

街の風景も江古田湯も、二十数年前からほとんど何も変わっていませんでした。

変わったことと言えばたくさん運行されていた「下徳田橋」行きのバスがなくなったことと、東橋バス停の近くにあって良く行っていたファミリーマートもなくなっていたことです。

思い返せば「無くなってしまった」ことばかりなので、ちょっと寂しくなりました。。

 

気を取り直して、中野区の江古田湯について紹介します。

 

江古田湯はいわゆるビル内銭湯です。

ビル内銭湯は宮造り建築の銭湯に比べて多少風情が落ちるという人もいるかもしれませんが、今やビル内銭湯も立派に昭和ノスタルジーだと思います。[1]他に私が昭和ノスタルジーを感じるビル内銭湯の代表格として、渋谷並木橋のさかえ湯と目黒駅近くの高松湯があります。

江古田湯の入口にはランドマークとして柳の木が植わっていて、なかなかの風情を醸し出しています。

 

入湯した感想

私が訪れたのは祝日の17時前後。地元のお年寄りで賑わっていました。

脱衣場の面積は狭くはありませんが、ビル内銭湯であるため宮造り建築と比べて天井が低く、吹き抜け的な開放感はありません。

しかしこの銭湯にはそんな建物の造りによるビハインドを吹き飛ばすようなサービスがあって、それが特徴になっているのです。

 

この銭湯は、洗い場の照明が物凄く明るいのです。

天井が低いぶん蛍光灯から床までの距離が近いことを逆手にとって、江古田湯では天井にたくさん蛍光灯を設置して、全て点灯させています

電力がもったいないから間引きするとかいう半分経営上の都合よりも、お年寄りの多い浴場内で、洗い場を明るくしないことで起こりうる転倒などの事故を防ぐ安全の方が重要だと判断しているのだと思います。

この蛍光灯積極策によって浴場の雰囲気も明るくなっていて、非常に好ましく感じました。

 

洗い場の蛇口やシャワーも全て更新されていて、明るい雰囲気に一役買っています。

蛇口の湯加減も私にとってベストでした。

また、この銭湯はボディーソープやリンスインシャンプーが無料完備です。

湯舟のの広さは普通ですが、円形に出っ張った形の湯船があり、狭い面積でもそこに数名が入ることができるので、収容人数は比較的多いと思います。

また、ジェットバスのほか、打たせ湯・電気風呂などの施設がある。

湯船の湯加減は全国基準で普通で、東京の銭湯としてはややぬるめに感じました。

ドライヤーは3分20円です。

体重計は昔小学校の身体測定でよく見たようなアナログタイプです。

立派なマッサージチェアもあります。

 

おわりに

中野区江古田湯は、洗い場は照明が明るいだけでなくシャワーなどの設備も更新されていて、使って安心感がありました。

電車の最寄り駅は大江戸線の新江古田駅ですが、ちょっと歩くので多少不便な立地であることは否めません。

おまけに私の学生時代の思い出補正はあるかもしれませんが、昭和ノスタルジーの妙味に溢れていて、とにかく行って損はない銭湯だと思います。

是非訪れてみてください!!

References

References
1 他に私が昭和ノスタルジーを感じるビル内銭湯の代表格として、渋谷並木橋のさかえ湯と目黒駅近くの高松湯があります。
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