栃木県真岡市にあるスパリゾートリブマックスをスーパー銭湯として利用しましたので感想を記事にします。
どんな施設?
スパリゾートリブマックスは、「天然温泉・岩盤浴・室内温水プール・レストラン総合レジャー施設」を銘打っています。
しかしよく考えてみると、スーパー銭湯という施設はもともと大きなお風呂と軽食レストランが併設されているものであり、今時ちょっとしたスーパー銭湯であれば岩盤浴の設備を備えているのは別に珍しくないので、実質的には「室内温水プールと、ちょっと本格的なレストランが併設されたスーパー銭湯」ということとなります。
それに加えて、1月中旬から3月中旬までの冬季は温水プールが休止となります。
逆にスーパー銭湯にないけれどスパリゾートリブマックスにある施設として、滞在型のホテルがあります。この滞在型ホテルこそ、はっきり言ってどれほどの需要があるのか怪しいと思いますが。。湯治なら日光とか川治とかその辺の温泉宿へ行くのが自然だと思いますし、第一高速道路の真横にある滞在型リゾート施設ってどうなの。。としか思えません。
よって、少なくとも冬季の日帰り利用者にとってはスーパー銭湯と同じようなものと考えていいと思います。
アクセス
スパリゾートリブマックスは、栃木県真岡市にあります。
成田空港から宇都宮はじめ栃木県各地へ発着する高速バス路線の途中停車駅が至近距離にあります。
もっとぶっちゃけて言うと、まともな交通手段は成田空港行きのバスしかありません。
一応真岡鉄道真岡駅と東北本線雀宮駅からの路線バス便がありますが、土日のみ1日6往復と本数が少ない上、最寄りの停留所から現地まで数百メートル距離があり、何より本来は栃木県屈指の渋滞スポットであるFKDインターパークへのアクセスのための路線であるため、運航ダイヤが全くあてにならない実情のようです。
というわけで、実質スパリゾートリブマックスへ行くには車が必須になります。
車で行く場合は、国道408号線が北関東自動車道の下をくぐる地点を目指しましょう。丸紅エネルギーの給油所がありますが、その隣がスパリゾートリブマックスの駐車場になります。
外観
スパリゾートリブマックスは滞在型のホテルを併設しているため、外観はスーパー銭湯にしてはかなり立派です。
が、高速道路沿いにあるためか、どうしてもラブホを彷彿とさせてしまう外観だと思います。私はこの記事を書くために調べるまでは、てっきりラブホを転用した施設だと勘違いしていました。
入口はこんな感じです。正直な所、なんだかカラオケ屋さんみたいな感じです。
料金(スーパー銭湯として)
料金は大人700円・小学生400円と、普通のスーパー銭湯並みです。
タオルセットを借りると300円取られるので、タオルは持ち込みがおすすめです。
地元の工業団地に勤務されている方々の福利厚生施設を兼ねているらしく、地元の工業団地の従業員であれば500円で利用できるようです。
客層と混み具合
私は、とある2月の金曜日の夕方17時~18時ごろに利用しました。
プール営業休止期間中の平日であるからか、はっきり言って、客は少なくてガラガラでした。
前述のように地元の工業団地の福利厚生施設としての性格があるため、おそらく工場からの帰りに立ち寄られているのであろう工員さんと思しき客を何人か見掛けました。
ちなみに、Web検索で調べてみると、盛夏期の休日には夏休みの子供連れによる温水プール需要でかなりごった返すようです。
スーパー銭湯の施設
スパリゾートリブマックスの浴場施設を利用した率直な感想として、バブル期の遺産と断言できるほどの寂れっぷりを感じました。実際の施設開設は2007年8月のようなので、バブル期どころかまだ10年も経っていないのですが。。
はっきり言って浴場施設について率直な感想を言わせて頂くと、大都市近郊のスーパー銭湯と比べて劣っています。規模も小さいし、新しさが感じられません。
築10年程度しか経っていない割にはあちこちの設備が錆びついていたり、ミストサウナをはじめ壊れていて使えない設備があったり、稼働している設備も今一つあか抜けた感じがしなかったりと、昭和末期的なノスタルジーを思いっきり味わうことができます。
人の居なさ具合も手伝って、はっきり言って廃墟に片足突っ込んでる感があります。
だが、それがいい。
私は人のいない施設と昭和ノスタルジーが大好きなので、利用した感想としてはものすごく満足でした。最高です。
経営的には上手く行っていないのかもしれませんけど。
おわりに
栃木県真岡市のスパリゾートリブマックスは、手軽に昭和ノスタルジー的な寂れ感を味わえる温浴施設です。いちご狩りやFKDインターパークでの買い物のついでに寄ってみてはいかがでしょうか。