西大井駅・馬込駅・中延駅の3駅から近く便利な軟水風呂銭湯、ピース湯を紹介します

銭湯

この記事では、西大井にある銭湯「ピース湯」を紹介します。

ピース湯の最大の特長は「軟水風呂」です!実際に軟水風呂に入った感想を紹介します。

ピース湯への行き方

ピース湯の住所は西大井6丁目15-16ですが、横須賀線・湘南新宿ラインの西大井駅のほか、都営浅草線馬込駅・中延駅、東急大井町線中延駅からそれぞれ10分少々で歩くことができます。

 

多くの交通機関を使えるので、アクセスの良い場所にあると言えるでしょう。

西大井駅から

西大井駅で降りて改札を出たら右側へ進みます。

ファミリーマートがあるので、その右横を奥へ入ります。

ファミリーマートの横をまっすぐ行くと階段があるので上ります。

階段を上ると、そこには別のファミリーマートがあります。このファミリーマートの前の道を右へ進みます。この道は光学通りという名前で、逆方向へ進むと大井町駅へ行くことができます。

 

横須賀線の踏切を渡り、新幹線のガード下をくぐります。

 

道沿いには緑いっぱいの公園や、

 

日本初の総理大臣、伊藤博文の墓所などがあります。

 

しばらく歩くとピース湯の看板が見えます。

 

坂の下にピース湯があります。

 

馬込駅から

都営浅草線馬込駅A2出口を出て、右(五反田方向)へ進みます。

しばらく進むと「日本橋13km 五反田3km」という標識が掲げられた歩道橋がありますので、その手前で右折します。

細い道を少し歩くとこのような場所に出ますので、まっすぐ進みます。

少し歩くと、ピース湯の看板があります。

 

中延駅から

都営浅草線中延駅A2出口を出て、左(馬込・川崎方面)へ進みます。東急大井町線からは、第二京浜を渡って右(馬込・川崎方面)へ進みます。

しばらく進むと「小田原71km 横浜22km」という標識が掲げられた歩道橋がありますので、その手前で左折します。

あとは馬込駅からの進路と同じです。

ピース湯の設備


ピース湯はビル内銭湯で、カウンターで料金を払います。靴箱の鍵を預ける必要はありません。カウンター前には休憩スペースがあります。

脱衣場の設備はシンプルで標準的です。体重計はデジタルのものです。

洗い場・湯舟

洗い場・湯舟ですが、ビル内銭湯であるため天井は低めです。また、壁や天井は全て洋式のタイル張りで、都内の銭湯によくある壁に大きく描かれた絵の類はありません。

洗い場の蛇口の数は一見普通、、のように見えますが、実は向こう正面の壁や後述する岩風呂にも洗い場があるので、見掛けよりキャパは大きいです。

洗い場の蛇口から出るお湯の温度は低めで、スーパー銭湯並みです。東京の公衆浴場よりぬるいのは確かですが、水で埋めなくても使えるという利点もありますし湯量は十分なので不満はありません。

ボディーソープやリンスインシャンプーは無料で使えます。リンスインシャンプーを使わしてもらいましたが、結構良いタイプのものでした。

湯舟は規模の割に大きく感じました。お湯は大きな球状の御影石から湧き出しており、ピース湯の特色の一つだと思いました。

湯舟のお湯は洗い場の蛇口のお湯から想像するよりは熱く、やはり都内の公衆浴場だなと感じました。

岩風呂

ピース湯には岩風呂があります。

露天ではありませんが、外気に触れられるのでのぼせそうになった時には良いかもしれません。

岩風呂の湯舟は都内の銭湯にしては結構大きいです。お湯は内湯よりはかなりぬるく、小さい子供でも安心して入れる温度です。

「岩風呂」と銘打っているだけに壁は青い岩葺きになっているのですが、ふと上を見上げるとビル内銭湯らしく天井はコンクリ打ちっぱなしです。

さらに岩風呂の一部は建物からはみ出した場所にあるようで、一部の天井はトタン屋根です。

岩風呂の風情と、近代的なコンクリ打ちっぱなしと、昭和感に溢れたトタン屋根。

一粒で三度おいしい岩風呂でした。

軟水風呂

ピース湯の最大の特徴は軟水風呂です。

湯舟(内湯・岩風呂とも)はもちろんのこと、洗い場の蛇口の湯水も軟水です[1]併設されているコインランドリーも銭湯と同じ軟水を使っているそうです。

軟水風呂の感想

軟水を使った感想ですが、とにかくツルツルすべすべした感じがします[2]日の出町にあるつるつる温泉のような感じです。

かと言って石鹸の泡立ちは悪くなく、むしろ普通より良かったように思います。

体を洗い流してもまだ石鹸が付いているような錯覚を感じるほどです。

つるつるした石鹸水が付いているような感じがするのですが、体をこすってみると普通にあかをこすり出すことができます。普通は石鹸を洗い流してしまわないとつるつる過ぎてあかすりできないので、不思議な感じでした。

ツルツル感の種明かし

ここで言う軟水とは普通の水からカルシウムなどのミネラルを取り除いたものですが、ピース湯の軟水風呂にはそれでだけでなく少量の重曹(炭酸水素ナトリウム)も入っています。

炭酸水素ナトリウムは皮脂と出合うと反応して脂肪酸ナトリウムになります。

この脂肪酸ナトリウムは、実は石鹸と同じものなのです。

だから、つるつるした感じがするわけです。

ピース湯の軟水に触れるとあたかも石鹸のようにツルツルした感じがするのは、このような理由があったのですね。

おわりに

西大井のピース湯は横須賀線・湘南新宿ライン・都営浅草線・東急大井町線から徒歩圏内にあるアクセスのよい銭湯です。

つるつるすべすべを味わえる自慢の軟水風呂のほか、岩風呂も見所だと思いました。

是非訪れてみてください。

定休日は月曜日です。

References

References
1 併設されているコインランドリーも銭湯と同じ軟水を使っているそうです。
2 日の出町にあるつるつる温泉のような感じです。
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