私はあちこちの銭湯を訪ねるのが趣味なのですが、銭湯の洗い場で自分のあか(垢)を指でこすって落とすことをよくやっています。
ちょっとしたセルフあかすりということで、プチセルフあかすりと名付けてみました。
当然ながらあかを落とすとよりさっぱりしますし、銭湯の滞在時間を延ばしてゆっくりと銭湯の雰囲気を味わうことができるので、非常におすすめです。
この記事では、プチセルフあかすりの効果とやり方を紹介します!
プチセルフあかすりの効果
すっきりする
当たり前のことですが、あかを落とすとすっきりします。
ちょっと指でこするだけでボロボロあかが出てきますのでストレス解消になりますし、風呂上りにもなんだかスッキリしたような感じがします。
体臭予防になる
古いあかがずっと体についたままだと、体臭のもとになることがあります。
ということは、あかを落とすと体臭が出てしまう可能性を減らすことができるということですね。
銭湯のゆっくりと雰囲気を味わうことができる
趣味の銭湯巡りでは、訪れた銭湯の様子をゆっくり観察する時間がほしいものです。
しかし、長い間湯舟に入り過ぎるとのぼせてしまいますし、洗い場で普通に体を洗うだけだと銭湯の設備をゆっくり見ている暇もなく、せわしなく洗い場にいる時間は終わってしまいます。
そんな時にセルフあかすりです!
セルフあかすりではこすっている場所を見ていなくてもいいので、指であかをこすりながらゆっくりと銭湯の設備を眺めることができます。
ただし当然のことですが、混雑している時は洗い場で洗うのを待っている人がいます。譲り合って使いましょう。
指でこすってあかを出せるポイント
ここで挙げる体の場所は普通体を洗う時あまりタオルで強くこすらないことが多いため、たまにゆっくり念入りに洗える時に指でちょっと強めにこするとものすごくあかが出ます。
足の先・かかと
足の中でも先の方は普段念入りには洗わない方が多いのではないでしょうか。
銭湯で一通り普通に体を洗った後で足の指の間やかかとの内側・外側や土踏まずのあたりを指でこすると、ぶわっと垢が出てきます。
ただし、同じかかとでもいわゆる角質落としは指でこするだけでは無理です。軽石などの道具を使いましょう。
腕
手首・肘の内側や腕の内側・外側も結構あかが出るポイントです。
鎖骨・肋骨の間のくぼみ
鎖骨や肋骨の間(というか上というか)にはくぼみがあります。これらも、こするとあかが出やすいポイントです。
背骨近辺
背中の背骨近辺もこするとあかが出てきやすいです。
注意点
- 傷や肌荒れやアトピー炎の場所をこすると炎症を悪化させるかもしれませんので、こするのはやめましょう。
- 毛が生えている場所で指であかをこするとあかは出てきますが、毛にからまって毛玉になってしまい、毛が引っ張られて痛いです。
剛毛は言わずもがなですが、産毛でもちょっと濃いと十分痛いのでやめておきましょう。
おわりに
月数回~1週間に1度程度の頻度でちょっと腰を据えてあかを落としてみると、本当にすっきりして「銭湯に入った意味があったな!」と心から思うことができます。
まあ別に自宅でやってもいいのですが、普段の生活では入らない趣味の銭湯だからこそ非日常を心から味わうことができるので私としては銭湯でのセルフあかすりをぜひ推したいです。