東京から日帰りで歴史と御利益と風景と銭湯を満喫!香取市の魅力を紹介します!

この記事は千葉県香取市の観光案内になります。歴史ロマンにあふれた佐原市街をはじめ、由緒・霊験あらたかな寺社、風光明媚な風景など見所満載です!

2018年4月21日に東総有料道路が無料化されて、さらに訪れやすくなりました!

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ざっくりと香取市の魅力を紹介

まずは香取市の魅力をダイジェストで紹介します。

江戸時代の情緒にあふれる佐原市街

香取市の中心部、佐原の街は江戸時代には水運の中心として地の利を生かし、「江戸優り」と呼ばれるほど栄えました。今でも佐原市街の中心部の街並みは、江戸時代の情緒を色濃く残しています。

また、佐原は日本全国を歩いて測量して初めて日本の形を明らかにしたあの伊能忠敬の出身地でもあります。

今年(2018年)は伊能忠敬没後200年に当たりさまざまなイベントが企画されているようですので、香取市のホームページなどで下調べしていくのもよいでしょう。

由緒正しき香取神宮と日本厄除け三大師の一角・観福寺

日本に神社は数多くあれど、「神宮」の名を持つ神社は特別に由緒があることを認められた存在で、その数はほとんどありません。香取神宮はそんな特別な神社の一つなのです。

もう一つ、香取市に行くならどうしても外せないお寺があります。

皆さんは「大師」というとどこを思い浮かべますか?

首都圏在住の方であれば川崎大師と西新井大師が真っ先に思い浮かぶでしょう。

香取市には川崎大師・西新井大師とならんで日本厄除三大師と称される、観福寺というお寺があるのです。

伊能忠敬の墓所もあるこの観福寺、香取市へ訪れる時にはぜひ足を向けて頂きたいです。

利根川水郷と下総の里山を満喫できる風景

香取市は利根川の下流に位置し、茨城県との県境には干拓によって生まれた「水郷」と呼ばれる広大な低地が広がっています。

毎年5~6月にはあやめが見ごろを迎えて観光のピークを迎えますが、それ以外の季節にも青空の下、見渡す限りに広がる田園風景が楽しめ、都会の喧騒を忘れることができます。

中でも個人的な一推しはJR十二橋駅。周辺にはただ水郷の田園風景が広がる人っ子一人いない無人駅で、佇んでいると非常に落ち着きます。東京から電車一本で来れる場所とはとても思えません。

また、南の丘陵地帯へ入れば下総の里山で森林浴を楽しめます。道がゴルフコースへの行き来のために整備されているため、森林を楽しむならドライブがおすすめです。

香取市は東京からの近さの割には広大な水郷と豊かな山を合わせ持つ、非常に風光明媚な都市なのです。

温泉・銭湯で体を休めよう

香取市南部にはかりんの湯という日帰り温泉施設があり、疲れた体を休めることができる他、周辺の施設を含めお食事のメニューが充実していておすすめです。

ただし、かりんの湯は佐原市街から遠く離れた市南部の山間地帯にあり、運転免許のない人にとっては敷居が高いです。

しかし免許を持ってなくてもあきらめてはいけません!

佐原市街には昭和時代の情緒を残した昔ながらの銭湯が2件今も営業しています。

広い湯舟でゆっくりと体を休め、気分転換しましょう。

香取市へのアクセス

香取市は新東京国際空港のある成田市の東側に位置し、東京から十分日帰りできる近さです。いろいろな交通手段を選べるので、一つ一つ紹介しますね。

おすすめ!成田空港からレンタカー

この記事の一推しは成田空港からのレンタカーです!

おすすめの理由は下の通りです。

  • 香取神宮など、市街から徒歩では行きづらい観光地がある
  • 東総有料道路の無料化により香取市南部地域(旧栗源町・旧山田町)へ行きやすくなった
  • 下総の里山や利根川の水郷など、都会を離れてのんびりした風景を満喫してドライブが楽しめる

首都圏各地から成田空港までは成田エクスプレスをはじめリムジンバスなど多くの交通手段がありますし、成田空港には観光客向けのレンタカーサービスが非常に多くありますので、予約に困ることはないと思います。

また、事前予約が面倒であれば、成田駅付近にタイムズカーシェアステーションが多くありますので、こちらを使うのもよいでしょう。

成田空港から香取市へ向かう一番分かりやすい方法は、東関東自動車道を使うことです。新空港出入口から東関東自動車道を鹿島方面へ向かい、市外へ向かうのなら佐原香取インターを下りて信号を左折します。

市南部へ向かうのなら大栄インターで降りて国道51号で鹿島方面へ向かい、東総有料道路入口信号を右折します。

また、時間があってドライブを楽しみたいなら県道44号線で成田空港の滑走路の下をくぐって小見川方面へ向かうのもアリです。

自動車

自家用車で香取市へ行くのであれば、先ほどの東関東道佐原香取インター・大栄インターからの他に圏央道神崎インターから国道356号線を利根川沿いに佐原市街へ向かう方法がおすすめです。

首都圏北部方面からであれば圏央道経由で都心の渋滞を避けられることに加え、多少高速料金を安く済ませることができます。

高速バス

香取市へは東京から高速バスが出ています。

香取市や佐原が最終目的地でないので見つけにくいかもしれませんが、銚子行きバスの一部(佐原ルート)と茨城県の牛堀・麻生・鉾田行きバスに乗れば佐原市街へ向かうことができます。

電車

香取市を代表する駅はJR東日本の佐原駅です。

以前は東京から特急電車が出ていたのですが、今は東京から香取市へ直通する電車は一日1往復しかなく、しかも東京→佐原への電車が夜、佐原→東京への電車が早朝に設定されているので、東京からの観光には使えません。

電車で行くことにこだわるのであれば、総武線または成田線で成田駅まで行って乗り換えになります。

ただ、車を使えない場合、この記事でおすすめしている十二橋駅へ行くには佐原駅や香取駅から電車を使うしかありません。

香取市のおすすめ観光スポット

それでは、おすすめの香取市の観光スポットを紹介していきます。

佐原市街

香取市の商業の中心、佐原市街。

観光スポットの中心は忠敬橋という江戸時代の美観を今に伝える橋を中心とした江戸から戦前の雰囲気を残す町並みですが、少し離れた佐原駅付近にもぜひ訪れたいスポットはあります。

佐原駅付近

佐原駅南口駅前には最近ロータリーが整備されました。

駅前にはパンフレットをもらえる観光案内所や大きめのセブンイレブンのほか、レンタサイクルがあります。電車やバスで来られた方は自転車を使えば効率的に街を回ることができるでしょう。

香取神宮までは徒歩だとちょっと遠すぎですが、自転車ならなんとか行ける範囲だと思います。

伊能忠敬像

市街観光の中心である忠敬橋方面は駅南口から出て左方向へ行くことになりますが、まっすぐ行くと伊能忠敬の銅像があります。

伊能忠敬は先ほど書いた通り江戸時代に歩いて日本各地を回って測量して精緻な日本地図を作った偉人ですが、私的に伊能忠敬の一番すごいところはこれらの世に知られる偉業はすべて50歳で隠居した後に始めたことだった点です。

伊能忠敬は佐原の名主の家に養子に入り、50歳で隠居して息子に家督を継ぐまでは当時としては一般的な名主として佐原に住んでいました。

が、50で隠居して一念発起して上京し、19歳年下の師匠(高橋至時)に志願して弟子入り。6年間測量や天文学の新しい知識の猛勉強を重ねて師匠や周囲に認められ、50代中盤から日本全国の測量へ旅立ちました。

ポイントはこの二つでしょう。

  1. 人間50歳を過ぎても新しいことを学ぶことは十分できる
  2. どれだけ年下でも優れた人からは素直に学ぶ

銅像を見ていると、自分の人生もまだまだこれからだと希望が湧いてきます。

諏訪神社

伊能忠敬の銅像がある佐原公園から忠敬橋方向へ少し歩くと、マンガやアニメに出てきそうな参道が急な階段になっている神社が目についたので、登ってお参りしてみました。

この神社は諏訪神社と言います。参道の階段を数えてみると128段ありました。

日ごろデスクワークでなまった足腰をひさびさに鍛えてみるのもよいかもしれません。

忠敬橋付近

忠敬橋付近に建ち並ぶ昔の建築を残した建物の中にはお土産物などを売るお店も多く、ぶらぶら歩きながらお土産物を探しているだけで「非日常」な体験をたっぷり楽しむことができます。

また、伊能忠敬記念館をはじめ、山車会館・佐原町並み交流館といった観光客向け施設も充実しているため、忠敬橋付近をそぞろ歩くだけで半日は過ごせると思います。

私の個人的おすすめは忠敬橋から川沿いに少し上ったところにある伊能忠敬旧宅です。

伊能忠敬が50歳で上京するまで名主として過ごした旧宅を見ていると、真の人生は50代から。。!と自分への期待を新たにすることができます。

古くからの銭湯が健在

佐原市街には「柳湯」「金平浴場(松の湯)」という古くからの銭湯が健在で営業しています(2018年5月3日現在)。

都内の一般的な公衆浴場と同様15時開店なので遅めの旅程に組み入れることになりますが、旅で疲れた体を癒すにはもってこいです。

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設備的には東京の一般的な公衆浴場と変わらないなので、銭湯グッズを用意して持参することをおすすめします。

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香取神宮

日本に神宮と称される神社は伊勢神宮をはじめ明治神宮など24社ほどありますが、東日本(中京圏よりも東)にある神宮は明治神宮・北海道神宮・鹿島神宮・香取神宮の4社だけです。

中でも鹿島・香取の二社は今から1000年以上も前の平安時代に記された「延喜式神名帳」でも伊勢神宮・鹿島神宮とともに日本で3つしかない神宮の中の2社に数えられており、古来より非常に由緒正しい神社であったことが分かります。

香取市の市名のもとにもなっている、そんな超レアな由緒正しい神社に行かないのは損というものです。

とは言っても佐原駅や忠敬橋といった市街地からは少し遠い場所にあるため、車を使えない場合は路線バス・レンタサイクル・タクシーのいずれかを使うことになります。

境内の門前にはお土産物屋が軒を連ね、香取名物草だんごなどを扱っています。「香取」「草」と聞くと新しい地図をちょっと連想しますね。

鳥居から境内に入ると、門前の賑わいとは一変した静かな厳かな雰囲気の参道が続いています。モミジの木が多いため、特に新緑や紅葉の季節に行くと鮮やかな色を楽しむことができます。春は桜もきれいだそうですよ。

そして楼門をくぐると目に入る拝殿がとても綺麗で一見の価値ありです!

寺社巡りに興味がない方でもこの建物の厳かさには心奪われるはず!

香取市に観光に来たら香取神宮に行ってみてください。ぜひ現物を見て頂きたいこともあり、写真は掲載しません。

佐原香取インターを降りてすぐの場所にあって成田空港から2時間もあれば十分往復できるため、成田でトランジットで時間が余った外国人の方にも、レンタカーでちょっと時間つぶすのにおすすめです。This is the essence of Japan!

香取神宮
千葉県香取市 全国約400社の香取神社の総本社

日本厄除三大師・観福寺

冒頭にも書いたように、川崎大師・西新井大師と並ぶ日本厄除三大師に数えられる観福寺。

佐原市街中心部から香取神宮方面に向かう途中にある「香取神宮入口」交差点を右折してすぐの場所にあります。ここまでなら佐原市街中心部から徒歩圏でしょう。

実は私がふらりと香取市を訪れたのは最近よいことがなく、厄払いのお参りに行こうと思って厄除けの寺社を調べたことがきっかけでした。

観福寺は日本厄除三大師の一角である割には川崎や西新井のような人通りは全くなく、山すそにひっそりとたたずむ寺院です。

境内には伊能忠敬の墓所もありました。

他の大師さんと比べて規模も人気もひっそりとはしていますが、三大師として同じくらいの霊験があると思うとなんだか得した気分になりました。

十二橋駅

佐原近辺では利根川の北岸も千葉県香取市の一部となっています。

と言っても利根北岸は与田浦という池を干拓した水郷地帯がほとんどで、見渡す限り田んぼしかない地帯です。

しかし都会の喧騒に疲れた身にとってはそんなのどかな風景が非日常であり、この上なく癒されるのです。

中でも私が個人的におすすめする非日常を堪能できるスポットは、十二橋駅です!

十二橋駅は成田線から分かれて鹿島神宮方面に向かう鹿島線の無人駅で、駅付近には田んぼと点在する農家しかありません。

推しポイントを箇条書きします。

  • 付近にまともな自動車道が全くなく、狭い農道を通ってしか駅へたどりつけない
  • 逆に「秘境駅」と言い切ってしまえるほど人を拒むような雰囲気もないため、鉄道ファンなどからも特に相手にされていない
  • 車で来にくいわりには駅前に無料駐車場が整備されていて、駐車場所に悩むことはない

このため駅や周辺には人がほとんどおらず、非常に落ち着くのです。

  • 旧三江線宇都井駅をほんのちょっとだけ彷彿とさせるオール高架駅舎
  • 人工感あふれているくせにめっちゃ懐かしい雰囲気
  • 駅から見える風景はただただ広がる田んぼと、ひたすらまっすぐ伸びる線路だけ

このように味わい深い十二橋駅。ぜひ静けさを堪能しに行ってみてください。1)こんな十二橋駅に、はるばる横須賀線から久里浜発の直通電車が一日一本来ます。十二橋駅着は夜になりますが、対向の電車が来るまでの7分の間夜の十二橋駅を堪能することができます。嫌なことがあった日、仕事を早めに切り上げられるのなら東京発18:10の鹿島神宮行きに乗って十二橋駅へ行ってみてください。良い気分転換になりますよ。

かりんの湯とTHE FARM

香取市南部は下総の里山が広がる丘陵地帯で、山の間を縫うように谷に田んぼが開墾されていて、これまた都会で生活しているとお目にかかれない非日常な風景を見ることができます。

山の中にはゴルフコースが数多く開設されているため自動車が通りやすい道が整備されていて、良いドライブコースとなっています。

そんな香取市南部を代表するドライブスポットが、かりんの湯とTHE FARMです。

かりんの湯とTHE FARMは同じ敷地内にあり、THE FARMの方は体験農園施設がメインですがバーベキューも楽しめます。またおしゃれなカフェレストランもあるので、お食事に立ち寄るのがおすすめです。

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香取市の年中行事

香取市は有名な年中行事(イベント)の多い街です。いくつか紹介しますので、にぎわった街が好きな方はタイミングを狙っていかれるとよいと思います。

ただし、特に市街中心部で開かれるイベントへ車で行くと渋滞や交通規制で動きが取れなくなってしまうので、イベントを目当てに行く場合はバスや電車で行くことをおすすめします

あやめ祭り

市北部の水郷地帯にあるあやめパークで、5月下旬から6月にかけて開催されます。

水郷佐原あやめ祭り
水郷筑波国定公園の水と緑を生かした水郷佐原水生植物園で、名物のあやめが見頃を迎えます。400品種150万本の花菖蒲を中心にアヤメ類の花々が咲き乱れます。

北隣の潮来市でもあやめ祭りが開催されますが、佐原のあやめ祭りとは別のイベントになります。両方訪れてみるのもよいでしょう。

水郷潮来あやめまつり
ぴんっと立ち上がり、紫色の雅な花を咲かせるあやめ。古くから、あやめ(花菖蒲(ハナショウブ)やカキツバタ)は梅雨の訪れを知らせる花として愛されてきました。そんな美...

佐原の大祭

佐原市街中心部で開かれる有名なお祭りです。大掛りな人形や山車の曳きまわしが見もので、毎年多くの観光客で賑わいます。

年2回夏と秋に開催されますが、夏祭りと秋祭りとは別の神社のお祭りで、山車や人形の種類や出る地域に違いがあるので、両方行ってみると違った楽しみ方ができるでしょう。

全国的に超有名なイベントは以上ですが、他にも小見川の花火大会やコスモス・藤などのお花見など多くのイベントがありますので、お出かけ前にチェックしてみましょう。

おわりに

私は旅行が好きでちょくちょく色々なところへ行っていますが、香取市ほど色々と感動できるスポットがある街は初めてです。

インスタ映えならぬ「ブログ映え」する街だと感じました。

この記事を見た皆さんが、香取市という街に少しでも興味を持ってもらえるきっかけになれば幸いです。

References   [ + ]

1. こんな十二橋駅に、はるばる横須賀線から久里浜発の直通電車が一日一本来ます。十二橋駅着は夜になりますが、対向の電車が来るまでの7分の間夜の十二橋駅を堪能することができます。嫌なことがあった日、仕事を早めに切り上げられるのなら東京発18:10の鹿島神宮行きに乗って十二橋駅へ行ってみてください。良い気分転換になりますよ。
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