この記事では、羽田の玉の湯について紹介します!
羽田空港から最も近い銭湯の一つで、熱っつい東京銭湯の魅力が味わえるのでおすすめですよ!
玉の湯の位置
玉の湯は京急・東京モノレール天空橋駅と京急穴守稲荷駅のどちらからでも数分程度歩いたところにある好立地です。
穴守稲荷駅付近には4つ銭湯があって、ちょっとした銭湯銀座のようになっています。
羽田近辺の銭湯が多く残っているのには理由があるんです。
空港を利用するお客さんが、乗り継ぎの待ち時間の間にさっぱりしに訪れるんですね。
流石に「日本を訪れる外国人の間で有名!」というほどではないと思いますが、世界を股に掛ける日本人ビジネスマンの一部では行きつけの休息所として機能しているようですよ。
確かに空港から電車+徒歩で20分もあれば行けるので、国内線の乗り継ぎでも2時間くらい時間が空くのなら、広い浴槽でさっぱりしてかつ東京の銭湯の風情を味わうことができるのでぜひおすすめです!
探訪時の状況
外観~脱衣場
私が訪れたのは日曜日の18時30分ごろでした。
フラッシュを焚かなかったのでなんだか真っ暗な写真になってしまいましたが、唐破風の東京銭湯風情に溢れた玄関です。
客数は3〜4名程度と、空いていました。
玉の湯はサイズ(キャパ)としては普通かやや小さい位の規模です。
ただ、宮造りで天井が高いため、狭苦しくは感じません。
脱衣場の設備は、「東京の風情ある銭湯」として平均的です。
十分に風情は味わえるし、一般的な方が抱くであろう郷愁や外国の方へ「日本らしいスポット」として紹介するには十分なレトロ感を保っています。
ただ、いわゆる東京銭湯好きで色々と巡っている方にとっては平凡過ぎて少々物足りないかもしれません。
ロッカーは小さめサイズなので、空港から訪れる場合は荷物を空港で預けていくのが良いと思う[1]上記のリンクでは番台でお願いすれば見てもらえるようですが、あまり番台の方に面倒をかけない方が良いと思いました。。。
体重計はアナログのもので、昔小学校の体重測定で使われたようなタイプです。
ドライヤーは3分20円で標準的です。
洗い場
洗い場は一度改装されているようで、全ての蛇口にシャワーが備え付けられています。
蛇口の湯加減はかなりぬるく、スーパー銭湯並みの温度感でした。東京銭湯慣れしていない方には良いかもしれません。
一方で、壁のタイル絵やモザイク絵といった風情はあまりなく、壁はモダンなタイル張りでした。
それに対して、湯船の湯加減は一般的な東京銭湯並みです。つまり、一般的に考えるとかなり熱いです。
私が入っていた時に小学生に上がるか上がらないか位の子連れが来ていたのですが、子供にはかなり辛い温度であるようです。
私としては東京銭湯の意義は熱い湯船で思い切り足を伸ばすことなので個人的にベストな湯加減であるのですが、東京銭湯慣れしていない方にとっては一般的なスーパー銭湯などと比べるとかなり熱いと思って頂いた方が良いです。
なおこの銭湯にはサウナ設備がありますが、今回私は利用しませんでした。サウナ好きな方や、これからの季節体を十分温めたい方にはおすすめです。
おわりに
今や日本の外国からの玄関口として成田よりも代表的な雰囲気になってきた羽田空港。
その羽田空港から、所要時間的に一番訪れやすいのがここ玉の湯です。
東京銭湯らしい風情にあふれた玄関や脱衣場の雰囲気は外国客を魅了するに十分です。
銭湯マニアの私が保証しますよ!
References
↑1 | 上記のリンクでは番台でお願いすれば見てもらえるようですが、あまり番台の方に面倒をかけない方が良いと思いました。。 |
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