世の中の多くの40代以上の男性は、
「どうせもう女性や若者から見向きもされてないんだから、今さら好かれようとして頑張らなくても別にいいや」という考えに陥ってしまい、
数十年前のセンスそのままの服装で今だに行動していたり、
加齢の影響で体形がたるんでいくことを当然のように受け入れてしまったりと、
とにかく外見について諦めてしまう傾向があると思います。
が、こうした諦めてしまう考え方は実にもったいないです!
おっさんが外見を気にすることのメリットは想像以上に大きいです。
かっこいい悪いの問題ではありません。
周囲への気遣い的な問題でもありません。
単純におっさん本人の損得問題として得なのです。
現に私は団塊ジュニア世代の男性で一言で言えばおっさんですが、ここ数年外見に気を使って改善を重ねてきたことが功を奏して今は本当に得をしています。
具体的にどういうメリットがあるのか?
自分の興味の世界が大幅に広がります
私は新しい物事が好きなのですが、ファッション・美容・ダイエットといった分野に興味を持つことで、自分にとって新しい世界が広がりました。
知的好奇心そそられまくりです。
脳に新しい刺激を与えて老化を防ぐことができていると思います。
女性の気持ちが多少は分かるようになります
私は40歳を超えるつい最近まで、下記のようなことが全く分かりませんでしたし、興味もありませんでした。
- なぜ女性は服を買うのに金を使うのか
- なぜ女性は服屋で真剣に服を選ぶのか
- なぜ女性は週末にアウトレットモールやファミリーセールへ行きたがるのか
- なぜ女性はやたら重たい女性雑誌を好んで読むのか
- なぜ女性はやたらとダイエットにこだわるのか
それが今ではよく分かりますし、今や私自身が上記のような傾向になってきています。
職場や家庭で露骨には嫌がられなくなります
外見が気を遣わなかったおっさんが外見に気を遣うようになり、その外見の方向性が一般的多数の認める美的感覚のベクトルに沿っていれば、今まで避けられていた女性とのコミュニケーションが劇的に改善します[1]さすがに本人より7-8歳以上若い女性とのコミュニケーションはほぼ変わりませんが、、。
「最近痩せましたよね」とか話しかけてくれるようになります!
また、職場に女性がいない場合でも、それ以外の社会生活で明らかにメリットがあります。
赤の他人レベルであっても、例えば電車で隣に座るのを嫌がられない[2] … Continue readingなど、自分と同年代(数歳下くらいまで)の「女性から受けていた仕打ち」が「女性から受ける扱い」レベルへと進化します!
これは本当にメリットがありますよ!
また、妻や子供[3]女の子供の場合と共通の話題ができ、アウトレットモールやファミリーセールへ行くのも楽しみになります。
アウトレットモールの駐車場で待たされたり、ファミリーセールで荷物持ちをさせられるようなやりきれなさから解放されます。
まさに、外見に気を遣うことはいいことづくめです。
これまで飲み屋やパチンコなどおっさんらしい趣味、または男性向けアニメ・ガジェット・鉄道といった男性らしい趣味にカネを落としていたり、無趣味でやたら貯金を貯めてきた人は、人生で一度は外見に投資してみることを強くおすすめします。
物事には順番があります
ただし断っておきますが、外見に気を使うことをおすすめすると言っても、方向性や順番を間違ったおしゃれには何のメリットもありません。ぶっちゃけ、ただ散財した末にゴミを生むだけです。
おっさんが外見に気を使うなら、下記の順番で実施することを強くおすすめします。
1.とにかくまずはダイエット!
まずはメタボ検診に引っかかるような人はもちろん、BMIが標準を超えている人はとにかくまず標準の範囲内まで痩せましょう。
まずは痩せること。これを最初にやらないと、後続に書くことの何を先にやっても結局サマになりません。
痩せられるまでは、まずはダイエットのみに集中することです。
当然ダイエットは苦しいことではあるのですが、コツをつかめれば俄然楽しくなります。
ちょっとググるだけで色々なダイエット法が紹介されているので、自分に合ったやり方を考えて実行するサイクルを一度定着させることができれば、以前のおっさん然とした惰性生活から一歩抜け出すことができるのです。
この一歩が重要なのです!
2.美容室へ行きましょう
標準の体形まで痩せることが出来たら、次は1000円カットをやめて美容室に切り替えます。
1000円カットに慣れきったおっさんにとって、美容室というのは全くの別世界であり、1000円カットより余程奥が深いワンダーランドです。
美容室選びや美容室での作法、理容にはない美容室特有のサービス、翌日以降の自分での髪形セットの仕方など、色々な専門知識ややり込み要素があります。
確実に1年くらいは、美容室に通って自分に合った髪形を考えることを楽しめるはずです。
3.ファッション(服装)を考えます
適度に痩せて髪形を整えたら、いよいよ服選びです。
男性用ファッション雑誌を見るのも良いですし、お金をかけたくなければ「メンズ コーデ」でググればタダで服装の組み立て方のコツが書いてあるサイトが多数検索できます。
この服装選びもまた、今まで使わなかった頭を使う新手の知識として捉えると非常に面白いものです。
世の中の多くの人から「ちょっとセンスが良い」程度の支持を受けるための外見を組み立てることは一定の理論に基づいて考えれば可能です。
その一定の理論を考え、その理論に沿って服を買い、着こなす。それがまるで囲碁将棋の定石のようで、考えるのが楽しいのです。
自分の背の高さや肌の色合い、顔の形や濃さなどの要素によってどのような服をどのように組み合わせればよいか当然変わってきますので、自分に合った服の組み合わせを組み立てていくことになります。
なお、服装に凝るとやたら金を使うイメージがありますが、まずはカジュアルスタイルの服の組み立てを一つ考えることにしましょう。
そして、一点だけそれなりの高級品を買って後はユニクロで良いのです。
ユニクロでも組み合わせを上手くすれば、ちょっとセンスが良い人に見せることは十分可能です。
これならとりあえず最大数万円の出費で済みます。
痩せる + それなりの髪形 + それなりの服装
を一通り完成させて、鏡を見れば
これが俺。。?!?
てなること請け合いです。
関西人のおっさんにだけ分かるように言うと、ノックは無用の魅惑の変身です。
みちぐさ!フォンテ~ヌ!のアレを自分で体験できるのです!
上記の3つを見ると分かると思いますが、肥満(または肥満気味)から標準体型まで痩せることだけがかなり難易度が高く、あとは数万円程度金をかけるだけで劇的に自分を変えることができるのです。つまり、太っていない人はそれだけでアドバンテージがあるのです。
ただ、肥満気味以上の人はあきらめたり悲しんだりするのは早計ですよ!
「ダイエット」。このテーマだけでいくらでも女性との共通の話題ができます。
また、上記で例に出したように、「パッと見で分かるくらい痩せたこと」は、職場などで見向きもされなかった異性から話しかけられるネタの中で最も自然な導入部となります。
痩せられれば、最初から標準体重だった人と比べて逆にアドバンテージを持つことができるのです。
おわりに
以上、おっさんが外見に気を使うことがどれだけお得なのか、具体的にどのように外見を変えていけば良いか、といったことを力説させて頂きました。
世の中のおっさんの方々が少しでも外見に気を使って頂くきっかけになれば幸いです。