この記事では、Lenovoから発売されているウルトラモバイルPC・YOGA BOOK with Windowsについて、外へ連れ出してみた際の使用感などをレポートします。
これはルノアールでドヤリング中の写真です。
スタバなどシアトル系のカフェ店はMacbookの天下ですが、Windows機にはルノアールや純喫茶が似合いますよね!
with Windowsを選んだ理由
Lenovo YOGA BOOKにはAndroid版もあり、Windowsよりも安い価格設定になっています。
しかし私はWindows版を買ったことに全く後悔していません。
理由はブログの記事作成・編集がしやすいことと、仕事で緊急的に使う[1]会社から提供されている在宅勤務向け機能で、最低限の仕事はできるようになっています。この機能はAndroidではできないのです。分にはSurface3と同等か、それ以上のパフォーマンスを発揮してくれているからです。
HALOキーボード
YOGA BOOKのHALOキーボードは物理キーの持つ沈み込み感(打鍵感)がない代わりに、デフォルト設定でキーを打鍵した時に「ヴ」と振動することでキー入力したことが分かるようになっています。
非常に静かな環境で使っているとこの「ヴ」という振動音が気になるかも?という不安があるかもしれませんが、私がこれまで色々な外出先で使ってきた限り、全く支障ありません。
JR特急の普通車の車内でも使ってみたことがある(というか仕事で緊急の連絡が来たので対応させられた)のですが、ヴヴヴ感は全く気にならなりませんでした。少なくとも交通機関の中で使う限りは、乗り物が動く振動音の方がよっぽど目立つレベルです。
なお、YOGABOOKの紹介記事では繰り返し書きますが、HALOキーボードは本当の物理キーボードのように正確に打てるのか?と言うと、結構不正確になってしまうのはどうしても避けられません。
やはり、隣のキーを打ってしまうミスは結構やってしまいます。
I→O、長音→ゼロ、句点→読点などが、私がHALOキーボードで良くやってしまうタイプミスです。
それでもYOGABOOKのコンパクトさ・値段の安さ、造りの堅牢さを考えると、HALOキーボードは「タブレット+外付けのキーボード」の組み合わせと比べて携帯性に大幅に優れているメリットの方がはるかに大きいと思います。
手書き→OneNote・PDF認識機能
YOGABOOKには、YOGA PADというメモ用紙へ手書きした内容がそのままOneNoteやPDFへ取り込めるという機能があります。試してみました。
しばらく使った感想を述べます。
確かに使いやすい機能だとは思うのですが、正直な所、私は当面この機能は使わないと思いました。
理由の一つは、誤って書いてしまった際に元に戻せないこと。もう一つは、今の日常生活でも紙のノートを使う場面はそれなりにあるのですが、そういう場面でノートPCの類を広げてドヤるのはあまりも気恥ずかしく心苦しいからです。
やはり紙ノートの手書きは「お手軽さ」が命ですね。
シャットダウン・スリープに関する注意点
YOGA BOOKとSurface3の比較になりますが、YOGA BOOKにはシャットダウン・スリープ機能に注意すべき点があります。
Surface3にはキーボードカバーを閉じるだけで自動的にスリープ状態になる機能があります。かつスリープ状態での電池の減りが弱く抑えられているので、正直あまり電池の持ちについて気にしなくてよかったのです。
この点、YOGA BOOKではWindowsのスタートメニューなどから明示的に「スリープ」を指定してやらないとスリープ状態にならず、しばらく経ってから再開すると電池が異様に減っていることがあります。
しかし電池の持ちについては、使わない時にはマメにシャットダウンするようにすれば解決できます。シャットダウン状態であれば、全く充電しなくても1週間くらいはシャットダウン直前の充電量を保つことができます。
ただしこれは完全なシャットダウンを実行した場合の話で、Windowsの標準である通常シャットダウンではシャットダウン中も電池を食うどころか、シャットダウン途中で中途半端にスリープ落ちしてコールドスタートを余儀なくされる事態に陥る可能性があります。
完全なシャットダウンを行う方法については下記リンク先を参考にして下さい。
その代わり、完全なシャットダウンには結構時間を食うんですよね。。ぶっちゃけ、シャットダウン処理に2分近くかかってしまう感じです。
おわりに
ネガティブなことも書いてしまいましたが、Surface3+キーボードカバーから比べて200g以上も軽くなっており、基本的にできることはSurface3と変わらないかそれ以上で、しかも5万円前後で手に入るほど安いという時点で私としては大大大満足である。
References
↑1 | 会社から提供されている在宅勤務向け機能で、最低限の仕事はできるようになっています。この機能はAndroidではできないのです。 |
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