この記事では、早稲田にある金泉湯という銭湯を紹介します。
都の西北にたたずむオーソドックスな宮造り銭湯で、満足な銭湯休日を過ごすことができました。
まえおき(自転車シェアリング)
11月のある日[1]2016年11月20日。
天気が良く気温も上がりお出掛け日和だったので、品川駅港南口から自転車シェアリングで秋の都心をうろつきに出てみました。
気候の良い春や秋の休日に東京都心を移動するなら、自転車シェアリングがおすすめですよ!
全社電動自転車なので、都心の登り坂くらいなら楽々越えられます。
最近はポートがたくさんあるので、是非登録してみて下さい。
私は昭和世代という事もあってか、東京タワーを見ると不思議と心動かされます。
芝公園の銀杏と東京タワーを撮ってみました。
六本木から外苑東通りを北上します。
自転車シェアリングのポートマップを見ると、最近は早稲田にまでポートがあるようなので、足を伸ばしてみることにしました[2]2017年には文京区までポートが広がっており、北は巣鴨駅にもポートがあります。。
信濃町駅前を抜けて、新宿区の住宅街を走り、早稲田まで。
見たことのない街を通るのは大変楽しかったです。
晩秋の日暮れは早いもので、早大正門を通りかかった時点でほぼ日暮れ時になっていました。
やはり運動した後には風呂が最高ですよね。
ポートに自転車を置いて近くの銭湯を探したら、金泉湯という銭湯が近いらしいので行ってみました。
金泉湯
金泉湯は早稲田通り(地下鉄東西線)沿いの、明治通りより少し早稲田駅寄りにある銭湯です。
明治通りには地下鉄副都心線が走っており、今は最寄駅は副都心線の西早稲田駅になっています。
宮造りの建物。併設されたランドリー。
いい意味で、東京の銭湯としてはオーソドックスな佇まいです。
日曜日の17時30分頃に入店したところ、付近のご老人方でなかなか盛況でした。
洗い場の広さは東京の銭湯としては中の上くらいで、全席シャワー完備です。
ボディーソープとリンスインシャンプーが無料で提供されていました。
おまけにこのボディーソープとリンスインシャンプー、双方とも安いスーパー銭湯によくある安物の透明タイプではなく、モイスチャータイプでした。これはポイント高いですね!
蛇口の湯加減は私にとってベストな温度で、温度の変動もなく安定していました。
湯質は普通で、黒湯とかではありませんでした。
湯舟は東京の銭湯にしては少しぬるめかと感じました。
マッサージ湯は後頭部に触れる部分がちゃんと冷たくなっていて、長めに入ってものぼせずに済みそうです。
風呂場の壁はペンキ絵やタイル絵ではなく、モダンなタイル張りでした。
その他の佇まいは古くからの木造銭湯そのものでした。
私はお湯から上がってから気付いたのですが、この銭湯には通常の湯舟とは別に岩風呂があります。露天ではないが広い窓から外が見えて、なかなか風情がありそうでした。
脱衣場にもコイン洗濯機があり、体重計はデジタルでした。ドライヤーは20円3分です。
おわりに
金泉湯はいい意味でオーソドックスな、必要十分な設備の行き届いた、入って気持ちの良い銭湯でした。
早稲田駅・西早稲田駅のほか都電荒川線の面影橋駅からも近いので、さまざまな方面からアクセスしやすい点もおすすめです!
なお、月曜定休とのことです。