この記事では、GPD Pocketを携えて外出するときに必要な周辺機器をまとめてみました。GPD Pocketの小ささ・軽さを損なわないように最小・最軽を目指しています。
外出時にGPD Pocketを何に使っているか
外出する際にはPCの周辺機器について「あれも要るかも、これも要るかも。。」と考えてしまいがちになるものです。
しかし、結局ごてごてといろいろなものを持ち出してしまってはせっかくのGPD Pocketの軽さ・小ささを台無しにしてしまいます。
GPD Pocketを外出時に何に使っているかもう一度考え直してみて、外で使ったことのないものは持ち出さないようにすれば荷物はさらに軽くなり、アクティブに動けるようになります。
私が外出時にPCを使う用途は下記の通りです。
- Webブラウジング
- 会社のデスクトップ環境へ接続して業務利用
これだけです。写真・音楽・ゲームは専らスマホでやります。
今はほとんどのことがWeb上でできるようになったため、いろいろな用途が「Webブラウジング」に集約されていますね。ただしWebに接続できないと大幅に用途が狭まってしまいますが。。
外出時に必要な周辺機器
そんなわけで、GPD Pocket本体のほかに外出時に必須の装備はこれだけです。
- GPD Pocketのケース
- GPD PocketのACアダプタ・電源コード(typeC to typeC)
- スマホ(テザリングでGPD Pocketと接続)
- スマホのACアダプタ・電源コード
- モバイルバッテリー
GPD Pocketの最大の美点は本体だけでキーボード・マウスといった入力デバイスを一通りまかなえることです。タブレットPCで必要だった外付けキーボードやマウスは持ち運び不要になったのは大きい進化だと思います[1]正確にはリブレットの昔にやっと追いついただけですが。。。
またこちらは他のPCにも今後波及していくと思いますが、充電デバイスがUSB-Cであることも持ち運び荷物量の削減に大きく寄与しています。専用ACアダプタやぶっとい専用電源コードを持ち歩く必要はもうありません。
また、今は通信環境さえあればOneDriveなりGoogleドライブなりにアップロードすればよいので、記憶装置の持ち歩きは不要な時代になりました。
以前はUSBハブ・USBメモリなどを持ち歩いていましたが、ここ数年は年1回未満しか使った記憶がありません。
いずれも一つ一つは大した重さではないので持ち歩いても大した負担にはなりませんが、電源タップ・カードリーダー・コネクタ類・・・と積み重ねていくと実は結構な重さになっているもので、私は今回この辺りの持ち運び量を見直すことで荷物の軽量・小型化がかなりできたと思います。
またGPD PocketはUSB-Aポートを両方備えているので、万一どうしても外部記憶装置が必要な場合もUSBメモリ一本を持ち歩きさえすれば良いのも美点です。
YOGA BOOKや8インチタブレットなど従来のUMPCではmicroUSBしか備えていなかったので給電機能を備えたmicroUSB→USB-A変換コネクタを用意しなければなりませんでした。
ケース
まず、ケースはやはり純正がいちばんフィットして体積を取らないのでおすすめです。
ACアダプタ・モバイルバッテリー
ACアダプタ・モバイルバッテリーはGPD Pocketとスマホで兼用できるように、通常のUSBとUSB-C両方に接続できるタイプのものを購入しました。
電源コード
GPD Pocketの電源コードは外出時にいちいち自宅のコンセントから取り外して外出用の荷物に組み込む作業が面倒なので、外出用のものを買い足しました。
typeC to typeCのコードにもいろいろあり、電流量耐性(何アンペアまで耐えられるか)とデータ転送速度(USB2.0 or USB3.1)によって値段も太さ・重さも違います。
まず電流量耐性についてはGPD Pocketの充電時の要求電流はは最大3Aなので3AのものでOKです。ただせっかくGPD PocketがPD対応しているので、コードもPD対応のものが必要ですね。
データ転送速度については迷ったのですが、考えてみると外でGPD Pocketと何か別の機器をつないでデータを転送することなんてないので、比較的細く軽いUSB2.0のもので良いと思いました。値段はUSB3.1でもほとんど変わらないのでUSB3.1の方がお得感がありますが、ここではとにかく小形軽量を目指しました。
電源コードもGPD Pocketのとスマホのを兼ねようと思えば兼ねられますが、同時に充電することがあるので数本持ち歩くことになります。
おわりに
GPD Pocketを10日ほど使っていますが小さいわりに性能が高く、外出時のブログ執筆効率が飛躍的にアップしました。
ただ通信はルータやテザリングに頼らなければならないのと、ずっと使っているとさすがに電池が心配になってくるので、電源周りとモバイルバッテリーも手放せません。
GPD Pocketに今の数倍の容量の電池とLTE通信が内蔵されればもう何も他に持ち歩かなくてよくなりますね。その日が楽しみです。
References
↑1 | 正確にはリブレットの昔にやっと追いついただけですが。。 |
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