この記事では「乗換え駅ではないけれど実は近くて歩ける駅」の紹介第二弾として、西武多摩川線白糸台駅と京王本線武蔵野台駅の間の乗り換え方を紹介します。
今回と次回の「実は近くて歩ける駅」の紹介は、いずれも西武多摩川線がらみになります。
西武多摩川線は中央線の武蔵境駅から是政駅まで伸びる路線で、一見乗り換え駅がなく沿線各駅の近隣に行く用途しかない路線のように見えます。
が、実は途中の白糸台駅から京王本線の武蔵野台駅へ、終点の是政駅から南武線の南多摩駅へそれぞれちょっと歩けば乗り換えられます。これは知っておいて損はないです。
本記事では白糸台駅から武蔵野台駅への乗り換えをレポートします。
本記事に掲載した写真は去年12月に撮影したため、日が短く暗がりの写真ばかりになってしまいましたが、明るい時間に行ける時がきたら写真を撮り直して再投稿したいと思います。
なお、この記事シリーズでは大体100〜300m程度の距離を「少し歩く」、500〜1000m程度の距離を「しばらく歩く」と表現します。
白糸台駅
西武多摩川線は単線の路線ですが、白糸台駅は上下線の電車が交換を行う駅です。
駅の改札口は一つだけです。駅の周りにお店らしきものはなく、郊外の農地混じりの住宅地がただ広がっている印象でした。
駅前には武蔵野台駅への案内板があります。
ここで、iOSのマップアプリで武蔵野台駅への徒歩経路を検索してみました。
かなり正確に経路が表示されましたが、武蔵野台駅付近で少し遠回りになる経路を選んでいる事がわかります。
Apple Watchの経路表示画面はこの通りです。
Apple Watchの歩数計はこの通りです。Watch OSのアクティビティ機能の歩数計を使っているので、1日の歩行距離の途中での表示となります。
行程
改札を出たら左へ向かいましょう。
少し歩くと小学校があるので、左へ曲がります。写真がブレブレになってしまい、誠に申し訳ございません。
西武多摩川線の踏切があるので、渡ります。
踏切を渡ったら、さらに左へ進みましょう。
このあと道なりに歩くと道が右へ曲がっていきます。少し進み、この交差点で右に曲がります。
すると、武蔵野台駅が見えます。
少し進むと、京王線の線路に突き当たります。
iOSの経路案内ではここで右に曲がって踏切を渡ることとなるのですが、実は武蔵野台駅には北口もあるのでより距離が近い北口へ行くべく、左へ曲がります。
写真がブレブレで誠に申し訳ないですが、線路沿いの道は人と自転車しか通れない通路です。
なので先ほどのiOSの経路案内では道として認識されなかったのかもしれません。
少し通路を歩くと、右側に武蔵野台駅の入口が見えます。
駅の前に広がる農地はブルーベリー園だそうです。目が疲れたら行ってみてはいかがでしょうか。
武蔵野台駅
武蔵野台駅は最近改装されたようで、駅設備はかなり新しいようです。
北口から入ったので物寂しい雰囲気でしたが、メインとなる南口には丸正スーパーはじめ洋菓子店や喫茶店などもあり、便利そうです。
Apple Watchで歩数をチェックしてみましょう。
約400m、500歩弱ですね。
都心の地下鉄の公式の乗り換えでもこれくらい歩かされる事はあります。
おわりに
実はこの乗換えは私が小さいころに転居の影響でしばらく京王線沿線から武蔵境にある幼稚園へ通っていた時の経路だったのでした。
幼稚園児にとってみても長い距離を歩かされた記憶は全くありませんでしたので、乗り換えに要する距離は本当に短いと思います。
そんな短い距離の割にはブルーベリー園をはじめとする武蔵野ののどかな風景を眺めながらのミニ散歩が楽しめるので、この乗換えはおすすめです。
ぜひ機会があれば活用してみてください!