この記事では茨城県桜川市真壁町に店舗を構える(株)ふじ屋さんの名物プリン、つくばぷりんを紹介します!
プリンの超簡単な歴史
プリン(pudding)とはもともとはイギリスでいろいろな食べ物を型で固めた食べ物の総称ですが、16世紀にはイギリスがスペインを破り世界の海の覇者となるにあたって、色々な食材を卵でとじて蒸し焼きにした料理が航海中の保存食として定着します。
現在の卵と砂糖を使ったなめらかなプリン(カスタードプディング)は、その後19世紀ごろにフランスで高級料理の体系がまとめられていく際にデザートの一つとしてまとめ上げられました。
つくばぷりん(ふじ屋)への行き方
つくばぷりんの売店は、茨城県桜川市真壁町の中心部にあります。
つくば市から北上して筑西市方面に向かう途中です。
昔真壁町には筑波鉄道というローカル私鉄が通っていましたが、1987年に廃止されてしまいました。
以来鉄道は通じておらず、ここ最近はTXつくば駅からバスで筑波山口(終点)まで行って乗り継ぐしかありませんでした。
が、2017年10月1日から、JR岩瀬駅から直通バスが運行されるようになるとのことです!駅からバス一本で行ければ相当行きやすくなりますね。
岩瀬駅からのバスは、土日には雨引観音も経由するそうです。雨引観音は境内にクジャクなどの動物を飼っていて、普通は寺社見物に興味を示さないお子さんにもおすすめの観光地です。
車であれば北関東道の桜川筑西ICが比較的近いですが、私のおすすめは常磐道の土浦北ICからドライブして行く方法です。
ここからはドライブに適した道をご紹介します。
つくばぷりんを目指したドライブ紹介!
土浦北ICを下りて下妻方面に向かうとすぐに「フルーツライン」へ右折する交差点があるので右折します。
フルーツラインは土浦~石岡の山沿いを結ぶ農道兼観光道路で、途中には小町の館と言われる歴史と情緒にあふれた公園施設があります。小町の館についてはこの記事に詳しく書きましたのでぜひ見てくださいね!
フルーツラインをしばらく行くと長いトンネル(朝日トンネル)があり、トンネルを抜けてしばらく走るとセイコーマート(八郷小幡店)が見えてきます。
北海道ではありふれたセイコーマート(セコマ)も、関東には茨城県を中心に数えるほどしかありません。ぜひ立ち寄ってみましょう。
その後、「桜川→(右折)」という標識がありますので右折し、県道150号線に入ります。
県道150号線に入れば後は筑波山中を突っ切ってまっすぐ行けば真壁町中心部まで行くことができますが、途中に「やさと温泉ゆりの郷」という日帰り温泉施設があります。
こちらは温泉施設としても充実していますが、農産物直売所が併設されていてプリン以外のお土産を買うことができます。野菜は東京で買うより3割~5割くらいは安いです。
県道150号線で真壁町中心部まで到達したら、「川原町」という交差点を筑西市(下館)方面へ左折します。その後、道の右側にふじ屋さんが見えてきます。
お店は川のそばにあります。
早速買って食べてみましたのでここから先は食レポです!
ゴールドプリン
普通のプレーンなプリンは「ゴールドプリン」という品名です。
カラメルをかけると、「ゴールド」の名に違わない色合いになります。
美味しい!
コクたっぷりでまろやかな味!!
たまごと牛乳のとにかく濃ゆいハーモニーにバニラの香りがしっかりついていて、本当に最高においしいです!!!
ゴールドプリンにはプリンを焼くときにできる「皮」が付いていますが、皮のところまで間違いなく美味しいです。
焼き芋ぷりん
つくばぷりんにはゴールドプリンのほかにいくつかの味のバリエーションがあります。
その中で今回私は茨城県らしい「焼き芋」のプリンを頂いてみることにしました。
これも美味しい!
ゴールドプリンのコクとまろやかさはそのままに、焼き芋の風味がプラスしてお口の中に広がります!
焼き芋の風味は濃厚ですが、芋の繊維質っぽいパサパサ感は全くなく、口当たりはゴールドプリンと同じようにまろやかです。
おわりに
つくばぷりん、本当においしいプリンたちでした。
車ではるばる買いに来るだけの価値はありますよ!
食べてニヤニヤしたくなるおいしさを味わってくださいね!
とは言っても、車を運転できなかったりかなり遠方に住んでいる方々にとっては直接買いに行くのは難しいですよね。。
でも大丈夫ですよ!Amazonで売ってます!