栃木県に旅行へ行って来ましたので、楽しかった観光スポットをこの記事で紹介します。
日光・中禅寺湖や数多くある有名な温泉群など超有名な観光地については別の記事に譲り、ちょっとマイナーかもしれないけれど満足度は保証できる観光スポットを3つ厳選しました!
宇都宮餃子
栃木県のグルメと言えば何と言っても県都・宇都宮の餃子です。
宇都宮駅の周辺には餃子のお店が所狭しと並んでいて、休日のお昼時には長蛇の列が出来ています。
そんな中でも初めての方におすすめする宇都宮餃子・入門編にうってつけのお店と言えばみんみんです。
みんみんは宇都宮市に約10店舗を展開する宇都宮餃子を代表するチェーン店です。
みんみんのおすすめポイントは、宇都宮駅ビル内に綺麗な店舗を2店構えていること。
宇都宮駅改札から駅ビルPASEOに入りまっすぐ歩いて行くと、本屋の近くにホテルアールメッツの入り口へ向かう上りエスカレーターがあります。
このエスカレーターを上ったところに、みんみんホテルアールメッツ店とステーションバルの2店舗があります。
ステーションバルは居酒屋なのですが、昼食時は普通の餃子メニューを食べることができます。
アールメッツ店とステーションバルの待ち列は別々なので、列が短い方に並びましょう。
ステーションバルに並んで待つこと約10分。待ってる間に注文を取ってくれます。
席に案内されて待つことさらに数分。こんな餃子定食が出て来ます!
焼き餃子・水餃子とも、とてもジューシーで美味しいです。
また、具が柔らかくもまとまっていて非常に食べやすかったです。
ちなみに、代表者が待って後から追加の人が来る待ち方は厳禁です。必ず全員揃ってから並びましょう。
大谷資料館
宇都宮市には大谷石と呼ばれる建材として知られる石の産地があります。
大谷石は比較的軽く加工が容易なため、奈良時代の昔から建築に用いられてきました。
戦前には帝国ホテルの建材として世界にまでその名が知られ、昭和40年代には産出量のピークを迎えましたが、その後採掘量が減ってきました。
しかし今でも年産2万トンの採掘が続けられているとのことです。
大谷資料館はこの大谷石の歴史や砕石に使われた道具内度を展示するとともに、採石場跡をまるごと一般の方々に開放している施設です。
入口はこんな感じですが、、
中には地下に降りていく階段があり、階段を下りるとこのような巨大な採石場跡の空間が広がっています。
上の写真のように明るくライトアップされた場所もありますが、中には暗めのライトアップが施されたところもあり、幻想的な空間になっています。
いろいろな映画やPVの撮影にも使われたとのことで、一部のアーティストのPVについては「ここでPVのあのシーンが撮影されました」などと案内が表示されていたりします。
また、ここでは外国の車やドンペリなどのイベントも開かれているそうで、それらのイベントの写真なども展示されていてなかなか興味深いです。
ちなみに、夏の最も暑い時期でも地下採石場内の温度は12度程度です。資料館でもブランケットを貸してくれますが、多少手厚めに上着を用意する方が良いかもしれません。
肌寒い採石場から出てくるとまた暑い夏ですが、資料館横のROCK SIDE MARKETというカフェではかき氷を売っています。このかき氷が美味しくて暑さを忘れられますよ!
サイズが大きいので、数人で分けて食べるくらいがちょうど良いでしょう。
ちなみに、大谷資料館に関して多くの人が迷ったり勘違いしてそうな小ネタを二つ書いておきます。
- 大谷石や大谷資料館や大谷PAの大谷は「おおや」と読みます。一方、比較的近く(今市方面)を流れる有名な川の名前でやはり「大谷川」というのがありますが、こちらは「だいやがわ」と読みます。
ここまで至近距離で、同じ漢字の地名を違う読みで読むのは珍しいと思います。 - 大谷資料館は大谷石資料館ではなく、そもそも「大谷石ナントカ」という名称の施設ではありません。カーナビで施設名を入力するときに「おおやいし」まで入れてしまうと検索できなくなってしまいますので注意しましょう。
カーナビで推奨されているのは電話番号(028-652-1232)による検索です。
大谷資料館へ公共交通機関で向かう場合は、宇都宮駅からバスで約30分程度です。
SL「大樹」
2017年8月10日より、東武鉄道下今市駅~鬼怒川温泉駅間でSL「大樹」が新しく営業運転を始めました。
「大樹」は大きな客車3両を引っ張って走りますが、小さな蒸気機関車なので後ろからディーゼル機関車が後押しをしての運転になります。
鬼怒川温泉駅には転車台があるのですが、観光客がよく見られるように駅前広場に張り出して作ってあり、実際に営業している蒸気機関車の方向転換の様子をかぶりつきで見ることができます。
方向転換は1日3回行われるそうで、きかんしゃトーマスに入れ込んでいるお子さんをお持ちの御家族連れにはもってこいのイベントだと思います。
ただ、いわゆる撮り鉄の方々も多く訪れるため、トラブルにならないようお互い注意したいものです。
おわりに
栃木県のちょっとマイナーな観光スポットを紹介しました。
超有名どころの観光地に加えてこの記事で紹介させていただいた観光スポットを回りつつ、有名どころの温泉に泊まるスケジュールを立てれば栃木県の旅行を楽しむことができると思います!