スマホ選びで重要なBandとは何なの?間違えるとスマホが使えないから気を付けて!

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スマートフォンを自分で選んで買う時に注意しなければならないことの一つに、対応しているBand(周波数帯)をチェックすることがあります。

この記事ではBandとは何なのか?スマホを選ぶときに具体的に注意することは何なのか?について説明します。

概念的な説明がかったるい人は、目次で「スマホで使われる周波数帯」まで飛ばしてからその後だけ読んでください。

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Band(周波数帯)とは

スマホ界隈で使われるBand(周波数帯)とは何なのでしょうか?

これを理解するにはいくつかステップが必要です。

まず、スマホは何もない空中でどうやって通信できているのか?ということから説明しましょう。

周波数とは

スマホは、電波を受け取ったり送り出したりして通信しています。

電波とは読んで字のごとく、空間で起こる波の一種です。

波が振動しているかしていないかを「1」「0」として、デジタル情報をやりとりしているのです。

波といっても1秒間に数億~数十億回振動するような波なので、人間が感知することはできません。

この振動回数の多さ(振動の速さ)を周波数と言い、1秒間に10億回振動する周波数を1ギガヘルツ(GHz)と表します。

多くの通信の波が飛び交っている中で、スマホは他人の通信と自分の通信を区別するために周波数の違いを利用しています。

同じ速さで振動している波を使って、その周波数でデジタル信号を読み取ったり送り出したりしているというのが通信の具体的な姿なのです。

周波数帯には限りがある

電波はスマホだけではなく、ラジオ・テレビや飛行機の無線など無線通信全般、さらに電子レンジの電磁波にも使われています。

先ほど、通信では同じ周波数の波を使っていると言いましたが、同じ周波数を違った目的で同時に使ってしまうと混線してしまい、本来の目的で使えなくなってしまいます。

飛行機の無線通信など人命にかかわる無線通信用途も多くあるため、この周波数帯はこの使い方以外では使用禁止!という規制が世界で定められており、日本では総務省が管理しています。

このため、スマホで使われる周波数帯にも一定の枠が定められています。

 

スマホで使われる周波数帯

スマホで使われる周波数帯の枠は700mHz帯(0.7GHz)~3.5GHz帯です。

Bandとは

この枠の中をおおむね100mHzごとに区切って、さらにいくつかのグループに区切った周波数の範囲をBandと呼んでいます。現在、Band1からBand42までのBandがあります。

Bandは国際的な規格で、Bandと言えば日本でも外国でも同じ周波数帯を指します。

それぞれのBandは、総務省の指導の下に、MNOと呼ばれる自分で通信設備網を建設した大手通信会社が自社で使えるように確保しています。

日本のMNOはdocomo・au(KDDI)・SoftBank・楽天の4社です。ただし楽天は今のところMNOサービス未提供です。

有利なBand

周波数が大きいほど、波はまっすぐ進むことしかできなくなります。

このため、壁など障害物がある場合には周波数が小さいほど電波が回り込みやすくなるので有利です。

スマホでは、700mHzから900mHzが比較的周波数の小さい、有利な周波数帯とされています。「プラチナバンド」と呼ばれたりもしますね。

 

日本の周波数帯(Band)

日本の周波数帯(Band)のMNOへの割り当ては下のリンク先の通りとなっています。

 

docomoはBand1,3,19,21,28,42

auはBand1,11,18,26,28,42

SoftBankはBand1,3,8,11,28,42

がそれぞれLTE(FDD-LTE。速い通信方法。)で使える周波数帯ですね。

中でもBand8(SB)Band18(au)Band19(docomo)Band26(au)、Band28が大事で、これらの周波数帯は先ほど話した比較的周波数の小さい有利な周波数帯なのです。

このほかau(Wimax)とSoftbankには、ちょっと違ったLTE通信方式(TD-LTE)で使えるBand41があります。

 

格安SIMと呼ばれるMVNOやサブブランド(ワイモバイル、UQ mobile)は、すべて上記のMNO3社いずれかから通信設備を借りて使っています。

ワイモバイルは正確にはSoftBankの別ブランドですが、要はワイモバイルと契約している場合は上記のうちSoftBankの周波数帯をチェックしておけばOKです。

その他の格安SIMと呼ばれるdocomo・au・SoftBank以外の通信会社と契約している場合は、どこの通信会社の回線(通信設備)を使っているのかを認識しておかないと、スマホを買っても使えない可能性があります。

例えば、LINEモバイルではdocomo回線を使ったプランと、SoftBank回線を使ったプランを契約することができるといった具合です。

スマホを自分で買う時には、その前にまずは契約している通信会社が使っているBandを気にしておきましょう。

 

スマホを買う時にはBandに注意!

携帯会社が通信契約とセット売りしているスマホを買う場合はBandを気にしなくても問題ありませんが、より安く済ませようと思えばamazonなどのECサイトや秋葉原などの電気街で自分でスマホを探して買うことになります。

中古品や未使用旧品在庫も多く出回っているので、うまく探せばコスパの高いスマホを安く手に入れることができます。

その代わり、気に入ったスマホが見つかった時にはそのスマホが対応しているBandを必ずチェックするようにしましょう。

「スマホの名前 バンド」でググってスペックを調べれば、たいてい対応しているBandが紹介されています。

例えば、こちらのXiaomi Redmi 5 Plusというスマホが対応しているLTEのBandはBand1,3,5,7,8,34,38,39,40,41です。

Band1,3が使えるのでdocomoでも使えないことはありませんが、有利な周波数帯で日本で対応しているのはBand8のSoftBankだけです。

SoftBankやワイモバイル、LINEモバイルのSoftBank回線プランなど一部の格安SIMだと快適に使うことができると考えられますが、それ以外の通信会社ではあまり快適に使うことはできなさそうです。

 

次に、こちらのZTE Axon 7 miniというスマホは、対応LTEBandが1,3,8,19,28,41です。

先ほどのXiaomi Redmi 5 Plusよりも対応Band数が少ないように見えますが、SoftBankで有利なBand8のほか、docomoで有利なBand19、さらに日本の大手通信会社の全てで使えるBand28が使えます。

このため、Axon 7 miniは日本でいろいろな格安SIMを使ってみたい場合に非常に便利な機種だと思います。しかも値段も1万ちょっとで買えて安くお得です。(私も持っていて、快適に使っています)

 

このように、スマホを選ぶときにはそのスマホが対応しているBandを確認し、自分が使っている通信会社に対応しているかどうか確かめてから買うようにしましょう。

おわりに

まとめると、スマホを自分で選んで買う時には

まず契約している通信会社が使っているBandをチェックしておき、

気に入ったスマホがあったらその機種が対応しているBandをチェックする

ようにしましょう。

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