秋から冬にかけてのこれからの季節、常陸秋そばが旬です!
茨城県の美味いものフリークとしてはこれは食べに行かなきゃ損です!
この記事では、茨城県阿見町にある信太の里(しだのさと)という常陸秋そばを存分に味わえる蕎麦(そば)屋さんを訪れたので感想をレポートします。
信太の里は金曜日から日曜日にかけての週末と祝祭日にしか営業しておらず、かつ、昼食時にしか営業していません(14時閉店です)。
営業時間がレアなので注意しましょう。
お店の場所、雰囲気
信太の里は茨城県阿見町の中心部からちょっと外れた所にあります。
土浦駅から阿見町方面行きのバスに乗り、終点の阿見中央公民館から歩いて10分くらいです。
阿見中央公民館行きのバスは土浦駅から1時間に2本くらい出ていますので、実はかなり便利な立地だと思います。
私は最も空いてそうな金曜日の開店時を狙って入店しました。
他に客は数名いて、みな60代男性と思しき一人客でした。
週末は家族連れとかで賑わうのかもしれません。
素朴な店構えですが、最近移転したとのことで、店の設備は結構新しいです。
昼しか営業していないのになぜか焼酎のボトルキープなど酒類が充実していました。
おそらく地元のプライベートな宴会などに使われているのだろうと思われます。
鴨せいろレビュー
この店の二大メニューは鴨せいろと天せいろです。
せいろ蕎麦はいわゆる冷たいそばの事なのですが、これからの寒い季節でもせいろ蕎麦が絶対おすすめです!理由は後述します。
鴨せいろ(1500円)を注文したところ、10分くらいで出来上がってきました。
まず付け合わせから頂きます。
ひじきの煮物なのですが、非常に柔らかく煮込まれているのと、通常より大ぶりなひじきを使っていました。
メインメニュー以外にも手を抜かないこのお店の仕事の丁寧さと特徴が感じられて第一印象が良かったです!
次にいよいよ蕎麦をいただきます!
普通の蕎麦と比べて歯ごたえがかなりあります。
だが、硬くて食べにくい感じは不思議としませんでした。
一方で、蕎麦粉にざらっとした粗挽き感があるため、自然とよく噛んで食べる事となり、ゆっくり味わうことができます。
見た目では蕎麦の量が少な目に感じましたが、自然とよく噛んで食べられるので量の割には満腹感はあります。
とは言っても若い人には足りないかもしれませんが、メニューにせいろのお代わり注文があるので安心です。
そしてそして、付け汁がまた最高なんです!
元々ダシが効いた濃い目の味付けの汁に、さらにこれでもかと鴨やキノコ類が入っています。
まさに旨味の塊です!
蕎麦を絡めて食べればこの世の幸せが味わえますよ!
せいろでほっこり温まる蕎麦湯
もうすぐ食べ終わり、、という頃に運ばれてきた蕎麦湯。これが冷たい蕎麦なのに暖まる、信太の里の秘密兵器なのです!
付け汁のダシがよく効いているので、蕎麦湯が物凄く美味しくて、かつ物凄く体が温まるのです。
一人で来店しましたが、ほっこり幸せ気分になれましたよ!
少し前に蕎麦湯の存在を知らない若者が話題になりましたが、信太の里の蕎麦湯を味わえば、なぜ蕎麦湯がこの世にあるのか身に染みて分かってもらえるはずです!
最後に季節の果物でさっぱりと締めます。私が頂いたときはリンゴでした。
おわりに
最近話題の常陸秋そば。
常陸秋そばをを味わうなら、茨城県阿見町の信太の里がぜひおすすめです!
11月から12月にかけては、出来たてほやほやの新そばが味わえる超お得な期間ですよ!
さらに2017年10月のJRダイヤ改正で、東京から常磐線沿線は今までよりももっと訪れやすくなりました。
これは行かなきゃ損ですね!
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