初音ミクの祭典、マジカルミライ2017企画展を見に行ってきましたのでこの記事でレポートします!
マジカルミライとは?
マジカルミライとは初音ミクをはじめとするボーカロイドによるライブコンサートをメインとしたイベントで、年1回開かれています。
コンサートに併設して企画展が開かれており、初音ミクに関連した様々な創作文化の最新状況を体感できます。
今年2017年は千葉の幕張メッセで9月1日~9月3日まで開催されました。
今年2017年はちょうど初音ミクが最初に発売されてから10周年を迎える節目の年。
巨匠ボカロPさんたちが集まって新曲を書き下ろした10周年記念アルバム「Re:Start」が発売されたり、ちょうど10周年を迎えた2017年8月31日には多くのボカロPさんが記念曲をニコニコ動画に投稿したりと、ボーカロイド創作シーンは非常に盛り上がっています。
マジカルミライ2017テーマソング
マジカルミライには毎年テーマソングがあり、2017年は「マトリョシカ」や「ドーナツホール」などで有名なハチ(米津玄師)さんによる「砂の惑星」という曲です[1]このリンクの視聴にはニコニコ動画のアカウントが必要です。アカウント登録は無料なので、この記事を参考にアカウント登録してご覧ください。。
メロディーといい歌詞といい、ボーカロイド曲らしさ・ハチさんらしさがあって一度聴いたら忘れない特徴的な曲だと思います。
MVの主役はもちろん初音ミクで、このMVではカッコよく砂の惑星を歩いています。
後ろを歩く仮面の集団が何なのか気になりますが、有力な説ではこれまでにハチさんがニコ動にアップしたボカロ曲たちを象徴しているそうですよ。
企画展の様子
入場
企画展のチケットは事前購入でも当日現地購入でも500円で値段は同じなので現地へ行ってから購入しようとしましたが、大変多くの人が来ていて入場制限がかかっており、当日券を買うのに列に並び、入場するまで15分くらいかかりました。
グッズ確保などの理由ですぐに入りたければ、あらかじめ券を買っておいてから来場する方が良いでしょう。
客層
企画展の雰囲気はこんな感じです。人が多くて熱気が溢れていますね!
客層は10代から30代くらいが多く、男女比は多少男性が多いくらいの割合だと思います。
とにかく初音ミクTシャツを着ている人が多いです!
外で初音ミクTシャツを堂々と着て歩くのはかなりの勇気がいると思いますが、マジカルミライ会場では初音ミクグッズなしで歩いている人の方が肩身が狭いほどです。
ボカロキャラを忠実に再現したコスプレの人たちも目立ちますが、髪の色だけボカロキャラの色に染めてきたようなライトな扮装の人もいました。
印象的だったのは外国の人が多かったことです。ボーカロイドを中心とする創作文化は、日本の誇る文化と言えるのではないでしょうか。
会場内
企画展の会場は大まかに下の4つのエリアに分かれています。
- メインライブ会場とは別に設けられた企画展ステージ
- 「初音ミク展」をはじめとする展示エリア
- 音楽やお絵かきなどの作品を即興で作ってみるクリエイティブエリア
- 物販エリアおよび企業ブース
展示エリア
まず企画展フロアに入ると、真正面に展示エリアの入り口があります。
展示エリアは初音ミクたちボカロキャラクターの等身大フィギュアをはじめ、初音ミクデザインのレーシングカーや初音ミクやマジカルミライの歴史が分かるパネル展示などなど、思わずカメラを向けてしまう展示や、興味深く眺めたい展示が盛りだくさんです。
ちなみに鏡音リン・レンも2017年末に10周年を迎えるとのことで、2017年12月27日に10周年記念アルバムが発売されるそうですよ!楽しみですね。
物販
まあぶっちゃけると企画展は、通常の人間のアイドルやロックバンドのコンサートでもよくあるコンサートのグッズ販売場を豪華にする代わりに入場有料にしたものなので、物販ブースが充実しています。
ただ、公式グッズは午後になるとかなり売り切れていました。欲しいグッズを狙いたいのであれば、やはり朝一で並んで入場する方が良いと思います。
その点、急いで入場して並んだりしなくても気軽に手に入るのがガチャガチャでゲットするグッズです。
ガチャガチャでゲットできるグッズはミニクリアファイル(300円)とキーホルダー(400円)で、デザインにかなり種類があるため、運試しにいかがでしょうか。
ガチャガチャは100円玉でしかできませんが、ガチャガチャコーナーの横に専用の両替所があるのでここで100円玉をゲットです!
ただ1000円札からしか両替できないので、高額紙幣や入場料のお釣りの500円玉は残念ながら使えません。
企業ブース
企業ブースの半分くらいはグッズ物販なのですが、中には最新のテクノロジーと初音ミクを融合した展示もありました。
目立っていたのはクリプトン社によるKinectを使った展示です。
お客さんがKinectの前で踊るとKinectが動きをとらえて、画面では初音ミクがお客さんの動きとシンクロして踊ってくれるという内容ですが、初音ミクの動きが遅延もほとんどなくお客さんの動きと合っていたのが想像以上の出来で、技術の進歩は日進月歩だなと思いました。
また個人的には第一興商のDAMのブースが印象に残りました。
私がボカロ曲を聴いている最も大きな理由はヒトカラで歌うためなのですが、DAMのボカロカラオケといえば絵師さんたちによるオリジナルイラスト。
あのイラストは見飽きたと思う人もいるかもしれませんが、私としては下手に人間が出演したカラオケ映像が出てくる[2]バレリーコとか放課後ストライドとか。よりもよっぽど安心できます。
とは言いつつもさすがに同じ絵ばかり出てくるので最近は私も飽きていたのですが、このたびDAMよりボカロ絵コラボ企画第5弾が行われることが発表されていました。
新しい絵が提供されるってことですね!嬉しい限りです。
大人向けの初音ミクグッズとしておすすめなのが、三井住友カードの初音ミククレジットカードです。
年会費無料で、カードを使ってポイントを貯めると初音ミクグッズがもらえるとのこと。
これは会社勤めの人は申し込まなければ損ですね!ということで、私は三井住友カードのブースで申し込んでしまいました。
おわりに
マジカルミライ2017、私は一人で行ってきましたが企画展の展示と物販だけでもものすごく楽しかったです!
また会場は熱気にあふれていて、今後もボーカロイドの人気は続くどころかもっともっと盛り上がっていくものと確信しました。