市原湖畔美術館が休日の気分転換におすすめです。圏央道市原鶴舞ICからすぐ!

美術

休日にちょっとお出かけして気分転換したいなら、千葉県市原市にある市原湖畔美術館がおすすめです!

この記事では、市原湖畔美術館の魅力を御紹介します。

市原湖畔美術館へのアクセス

市原湖畔美術館は圏央道市原鶴舞ICから約3kmと近く、東京から自動車で非常に訪れやすい好立地にあります。

自動車(圏央道)

自動車の場合は、東京湾アクアラインか館山自動車道で木更津ジャンクションへ行き、茂原方面へ圏央道を進んで2つ目にある市原鶴舞ICで降ります。降りた所に市原湖畔美術館への案内標識があるので、従って進めばすぐに着きます。

東京や横浜から首都高に乗れば、大体一時間くらいで着くことができます。

列車(小湊鉄道)

一方列車だけで行く場合は、内房線五井駅から小湊鉄道に乗って約40分入った高滝駅から約20分歩くこととなります。

小湊鉄道の本数は少ないですが非常にレトロ感覚に富んでいて日常を忘れられますし、高滝駅から美術館への徒歩ルートは途中で高滝湖を横断する非常に風光明媚なルートなので、時間に余裕があって季節や天候に恵まれている日であればむしろ列車をおすすめします。

おすすめの行き方(高速バス&レンタカー/カーシェア)

私のおすすめの方法は、木更津駅か五井駅まで高速バスで行き、そこからレンタカーまたはカーシェアを使う方法です。木更津や五井までは東京・新宿・品川・川崎・横浜・羽田から高速バスが多数運行されています。

私は品川駅から木更津駅まで高速バスで行きましたが、予約不要でSuicaで乗ることができるので非常に楽でした。

なお、以前は市原鶴舞バスターミナル(市原鶴舞ICそば)から美術館を結ぶバス便があったのですが今は廃止されているため、高速バスで市原鶴舞バスターミナルまで行くとその後美術館まで行くにはタクシーを呼ぶしかありません。

展示作品

市原湖畔美術館美術館の展示は現代芸術の作品が多いようです。

カールステン・ニコライ Parallax

私が主に見てきたのは2017年5月14日までの企画展で、カールステン・ニコライのParallaxという作品です。

暗幕で真っ暗にした大きな部屋にひたすら白黒の点と線の幾何学的な映像と、それに合わせた現代音楽が流れています。部屋の両脇は鏡張りになっていて、非常に広い空間のように感じます。

ベンチがあってずっと座って眺めていたのですが、小一時間ほど見入ってしまいました。白黒の点と線が動いているだけなのに何故か飽きませんでした。不思議です。

かこさとし展

絵本作家として超有名なかこさとし氏。

児童館の絵本コーナーに必ずといっていいほど置いてあった「だるまちゃんとてんぐちゃん」や「カラスのパンやさん」の作者といえばだれもが思い出すでしょう。

驚くべきはかこさとし氏は90歳を超えた現在もまだ現役で絵を描かれており[1]ちなみに実はかこさとし氏は東大応用科学科卒で名門企業昭和電工へ入社したエリートだったと、この展示会で初めて知りました。、小湊鉄道と千葉の里山を題材にした絵が2017年6月4日まで市原湖畔美術館に展示されています。

かこさとし氏の作品の数々に絵本や表現技法に対する思いが書き添えられていて、一見の価値があります!

だるまちゃんとてんぐちゃんなどの絵本の原画も展示されていますよ!

その他の展示

他にも、スピーカーと無数に垂れ下がった糸に囲まれて現代音楽を聴く展示が印象に残りました。

入口受付付近にあるオブジェです。

 

屋上と周りの風景

天気が悪くなければ、屋上にも行ってみましょう。

千葉の里山のやさしい風景の中にある無機質な建物と無数のプラスチック棒が現代芸術を感じさせてくれます。 

また、この美術館は高滝湖を眼前にした大変風光明媚な場所に立っており、風景を眺めているだけでも大いに気分転換になります。

 

おわりに

市原湖畔美術館は東京などの首都圏から時間をかけずに行ける割には千葉の山の中にあって、日帰りでもたやすく気分転換になるのでおすすめのスポットです。

2017年6月~7月には、日本の若手芸術家12名による「アブラカダブラ絵画展」が開催されるそうです。

市原湖畔美術館は、2013年8月にリニューアルオープンした、千葉県市原市南部 に位置する高滝湖を臨む美術館です。

References

References
1 ちなみに実はかこさとし氏は東大応用科学科卒で名門企業昭和電工へ入社したエリートだったと、この展示会で初めて知りました。
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