この記事では、私がアクセスアップを目指して実際に記事タイトルを見直した内容を具体的にまとめました。
私が多くのSEO対策サイトの記載を見て「抽象的な説明だな。。」と感じた点をできるだけ具体的に説明するように努めました。また、無料でできることだけに絞りました。
この記事の前提
少し回りくどくなってしまいますが、まずこの記事を書くにあたっての前提をいくつか記載します。この記事が他のSEO対策記事と違っていることの説明です。
この記事は自分でサーバーを借りるなどして調達し、Wordpressをインストールした独自ドメインサイトを運営されている方向けに書きます。
この記事で言う「初心者」とは、サイトを立ち上げたもののまだ収益を上げたことがない方を指します。
この記事で「無料」と言っているのは有力なキーワードを探す方法についてです。よくSEO対策サイトでは有力なキーワードを調べるのにGoogleキーワードプランナーを使う方法が紹介されていますが、有料なので初心者には不向きだと思います。
実践!記事タイトルのSEO対策
対策前(Before)
このブログには「銭湯」というカテゴリがあります。
このカテゴリでは私が訪れた銭湯の感想を書いているのですが、多くの記事が銭湯の名前@地名という記事タイトルになっていました。
記事を書いた時には、「シンプルイズベスト!」と思い込んでいたのです。
が、Google Search Consoleで銭湯カテゴリの記事の検索ヒット数を調べてみると、月1回とか2回くらいしか検索で見てもらえることがない記事が多かったのです。。
想像を働かせる(ここ重要!)
なぜなのか、よく考えてみました。
このブログを見に来る人のほとんどは、Google検索からやってきます。
そもそも銭湯の名前とだいたいの地名が分かっているような人はその銭湯について知っている人ですから、いちいち検索して調べたりしないですよね。
銭湯の名前をGoogle検索窓に入力して調べる人がいるとすれば、その銭湯の関係者が自分の銭湯の評判を調べようとエゴサーチする程度でしょう。
銭湯についてGoogle検索で調べる人はその銭湯について知らないから、知ろうとして検索するのです。
それでは、ある銭湯についてGoogleで調べようとする人は何を調べるために、どのようにして検索するのでしょうか?
ここは想像の働かせどころです。
Googleで必ず入力する検索ワード
まず絶対外せないのは、下記の視点です。
このWeb記事を見るためにGoogle検索をする時、必ず検索窓に入力する検索ワードは何か?
上記の銭湯カテゴリに関していえば、検索ワードについて想像するとある単語が容易に浮かんできます。
そうです。銭湯について調べるときには検索窓に「銭湯」って入れますよね。
なのに、記事タイトルに「銭湯」と書かれていませんでした。これは致命的です。
Googleで調べたいと思うこと
次に、下記の視点も重要です。
このWeb記事を見るためにGoogle検索をする時に、普通調べたいと思っていることは何か?
銭湯について紹介する記事を見る時ってどんな時だろう・・・?と想像を巡らせてみましょう。例えば、
- XX駅の近くに銭湯はあるかな?
- ドライブの時に立ち寄って楽しいスーパー銭湯ってないの?
というようなことを調べる時にGoogleで検索するのではないでしょうか。
ということは、銭湯の紹介記事のタイトルとして優先したいキーワードは銭湯の名前ではなく「品川駅 銭湯」とか「ドライブ スーパー銭湯」といったものになるでしょう。
対策後(After)
以上のように考えて、銭湯カテゴリの記事タイトルを見直してみました。
今日見直したばかりなのでまだ結果はわかりませんが、1か月もすれば効果が出てくることでしょう。
「銭湯」は一過性の流行り言葉ではなく長い間使われるキーワードと考えられるので、気長に結果を待ちたいと思います。
ちょっと応用
ただし、想像する内容は紹介する銭湯の特徴によって違ってきます。
例えばすでに巷で話題になっている有名な銭湯(例えばテルマー湯)であれば、
- テルマー湯って名前は聞いたことあるんだけど、なんで話題になってるんだろう?
- テルマー湯が話題になってるから行ってみたいんだけど、行き方は?
という考えで検索するので「テルマー湯 評判」「テルマー湯 場所」といった銭湯の名前で検索する人が多くなるため、記事タイトルの最初に銭湯の名前を持ってくる方がかえってSEO効果を高めることになるのです。
このように、記事で紹介する対象の特徴によって記事タイトルを柔軟に変える工夫も必要です。
おわりに
いかがでしたか?
有料でなければ使えないキーワードプランナーを使わずに、自分の頭で考えてSEO対策してみましょう!
記事タイトルを手直しするだけで、同じ記事内容でも閑散とした検索状況だったのが大盛況になる場合もありますよ!