だんだんと暖かくなり、体のラインがはっきり分かってしまう服装が多くなってくる時期ですね。
ゴールデンウイーク以降は一気に街が夏の装いに染まり始めます。
やばい、ダイエットしなきゃ。。という方も多いでしょう。
私は数年前にお正月からダイエットを始めて、約半年で15㎏[1]80kg→65kg痩せた経験があります。
現在は多少の増減はありますが、概ね63~65kgを維持しています。[2]身長が173cmなので、BMIとしてはベストでしょう。お正月などの長い休暇には2kg程度太ってしまいますが、半月くらいで元の体重に戻すことが出来ています。
この記事では、私が15kgダイエットの時から今に至るまで実行している食事制限を実行してやり遂げるにあたっての考え方(心構え)を紹介します。
その心構えとは?
一言で言えば、食べることにネガティブなイメージを持とう!ということです。
「おなかが空いた」という欲望よりも、「食べることって面倒くさい」という気持ちを優先させるのです。
そのためには、2つのアプローチがあります。
- 食べることが面倒くさくなるように生活環境を見直す
- 食べることよりも楽しい、または熱中できることに集中する
生活環境を見直す
ここで、私たちがものを食べる時にしていることを段階に分けて考えてみましょう。
食べるには、
- まず食べ物を手に入れて、
- 食べられるように準備して、
- 食べ物を口に運び、
- 食器を片付け、ごみを捨てる
という行動をしなければなりません。
これらの行動一つ一つが面倒臭くなるようにしておけばよいのです。
一番手っ取り早くかつ大事なのは、何も加工せずに食べられるものは買い置きしないことです。
手を伸ばせば食べられるものが家の中にあると、痩せることはものすごく難しくなります。
特に、スナック菓子をはじめとしたすぐに食べられる炭水化物は絶対に家に常備しないことです。
外出や料理といった面倒な事をしなければ食べ物を手に入れられないと思うと、もうそんな面倒なことするんだったら空腹でいいか。。と考えやすくなります。
また、後片付けは誰しも面倒くさいことだと思います。
おなかが空いたときに、「でも後片付けが面倒だな。。」と思い出す心のくせを付けることです。不必要なカロリー摂取を少しでも防ぐのに役立ちます。
他の事に集中する
よく寝食を惜しんで熱中するとか言いますよね。
食べることよりも楽しいこと・しなければならないことがあると、人間食べなくてもある程度の時間は過ごせるものです。
え?そんな熱中できることなんてない?
この記事はそんなあなたに向けて書いています。
食べるよりも楽しむことは、別にポジティブな事ではなくてもいいのです。
一番良いのは、寝ることです。
寝ている間は、食べ物に手を伸ばしてしまう事はありません。
そういう意味で、睡眠は、痩せるためにベストな行動なのです。
もしくは世捨て人のように、(食べることを含めて)何もかもしたくないという思いを研ぎ澄ましてネガティブを極めることです。
何となく面倒くさいから、食べないでいいやという気持ちになれればしめたものです。
私が15kg痩せた時は多少の運動(数か月間の毎朝のランニング)もしましたが、一番大きかったのは正月未明に妻と大ゲンカしてもう何もかも嫌になり、1月1日から4日まで水以外何も口にせずに過ごしたことです。その時はその影響[3]人にもよりますが、おおむね3日以上断食すると、しばらくの期間おかゆとかヨーグルトなど病人のような食事しか食べられなくなります。だけで5kg痩せました。
外出しなければ食べられない!めんどくさ!
料理しなければ食べられない!めんどくさ!
料理しても食器を用意しなきゃ!めんどくさ!
後片付け。。!うわーめんどくさ!ほんとやだ!
出前取るといつ来るか分からないからトイレにも行けない!めんどくさ!
こういう何もかも嫌がるダメな気持ちも、ダイエットのためには役に立てることができるのです。この記事で一番言いたいのはこのことです。
合わせ技
生活環境の整備と睡眠に熱中することの合わせ技として、人をダメにするクッションや食べ物に手を伸ばす事すらおっくうになる寝袋などの導入は効果的でしょう。
おわりに
以上のようにすれば、週末に1日程度のプチ断食をある程度簡単に実行できるようになります。
まとまったプチ断食に至らなくても、週に1~2回晩御飯を食べない習慣を付けられれば、1~2kg程度の減量はたやすくできるようになります。
ただし、注釈にも書きましたが、3日間以上の断食は体調に変調をきたし思わぬ病気につながる事があるために絶対に避けましょう。