Apple Watch Series2で目玉となる便利機能がApple Pay。中でもSuicaで駅の改札を通過できる機能はピカイチに便利な機能です。私は去年10月の日本でのリリース以来、便利に使っています。
が、このApple WatchのApple Pay/Suica機能には現状残念な点が一つあります。
「カードが利用できません」という表示が出て、使えないことがあるのです。
この記事では、その症状の内容と私が実践している対処方法について書きます。
一般的な症状
Apple Watch series2でApple PayまたはSuica機能を使おうとすると、数回に1回くらいの割で使えない時があります。この使えないタイミングはいつやってくるのか、私には今の所予測できません。但し、使えないタイミングであることが判明してから5秒待てば使えるようにはなります。
Apple Watchのサイドボタンをダブルクリックした時に使えないタイミングであった場合、下記のようにカードが利用できません しばらくしてからやり直してください。という表示が出ます。
一般的な症状の対策
この表示が出るとApple WatchでApple Pay・Suicaを使うことができないので、一度丸いボタンを一回押してホーム画面に戻り、5秒くらい待ってからもう一度サイドボタンをダブルクリックしましょう。この方法を使えば必ずApple Pay・Suicaを使えるようになります。再失敗したことはありません。
駅の改札における症状と対策
厄介なのは、この症状が出ている時にはSuicaのエクスプレスカード機能も使えなくなることです。改札の読み取り部にApple Watchをあてがっても、全く反応しません。残高不足の場合のように扉が閉じてしまう事もなく、無反応になります[1]さすがに無反応のまま通り過ぎようとすると、切符を入れないで通り過ぎようとした場合と同様に扉が閉じます。。この場合は、いったん改札の脇へ退避して、上記と同様に5秒くらい待ってからサイドボタンをダブルクリックし、下のような準備完了表示を見届けてから再度改札へ向かいます。
今の所いつ症状が出るかは読めないので、私はApple PayやSuicaを使う前には必ずサイドボタンをダブルクリックして症状が出ないことをチェックする習慣を付けています。事前にチェックし、症状が出た場合5秒待って再チェックすれば必ずApple PayやSuicaが使えます。再チェックすれば勝率100%[2]私の経験する限りですが。。です。
どんな時に発生するのか?
この症状の出るタイミングとして私が今までに感じた傾向は、下記の通りです。
- 駅構内へ入場するときには発生するが、駅から出場するときに発生したことはない
- 自分から症状を出そうとしても発生せず、とっさに使おうとするときに限って発生する
- Suica電子マネー利用時やその他のApple Payによるクレカ払利用時には発生する
- 一日の最初の使用時にはほとんど発生しない
ググってみると同様の症状を抱えているユーザーは居るようですが、あまり数多くはなく、数秒待つ以外の対処方法がないため、みなさん一様に困っているようです。Apple公式からの反応は今の所(2017/3/23現在)ないようです。
Apple Payが使えない時がある。 | 公式 Apple サポートコミュニティ
Apple Watch 2ユーザー必見!Apple Pay失敗事例まとめ(特にSuica)と解決方法 | はっぴーまっく
根拠はありませんがおそらくソフトウェア系の問題か、電池を持たせるための仕様的なものかいずれかだろうと思われます。前者であればOSのバージョンアップ、後者であればハードウェアのバージョンアップで解決するはずと思っています。
いずれにせよ、Appleには一刻も早く解決して頂きたいものです。