この記事では2017年6月以降にカラオケ店で歌えるようになったボーカロイド曲のおすすめ曲を紹介します。(ボカロP出身の方の曲を含みます。)最近また盛り上がってきているボカロシーンを歌い尽くしましょう!
記憶の水槽
こんにちは谷田さん feat. 初音ミク
キタニタツヤ名義でも活動されている東大生ボカロPさん、「こんにちは谷田さん」さんによる2017年4月25日発表曲で、オリジナル15曲目とのことです。
おしゃれなメロディーに美しくもかわいいイラスト。
初音ミクの歌声もよいですが、キタニタツヤさん本人歌唱バージョンがまたいいんです。
おしゃれでカッコいい曲調・フレーズに、これまたおしゃれ感があるけどよく見ると重い意味はありそうでなさそうな歌詞。絶妙に聴きやすいです。
この曲が2017年7月2日からJOYSOUNDで配信されているので、歌ってみました。
これは。。!
歌っていてめちゃめちゃ気持ちいいです!
そんなに音程が広くない私でも、なんだか上手く歌ってるような気がします!
しかもなんかカッコよく歌えてるような気がします!!
覚えないといけないフレーズのパターン数が多いのでちょっと覚えるのに時間がかかるかもしれませんが、覚えてしまえば歌った時の爽快感は半端ないです!!
ぜひぜひ聴いて覚えてカラオケで歌ってみることおすすめします!
ちなみに私は+4オク下で歌っています。たぶんキタニタツヤさんと同じキーだと思います。
言って。
この曲はボカロ曲ではありませんが、「ウミユリ海底譚」などで有名なn-bunaさんが結成されたバンド「ヨルシカ」の曲です。
ヨルシカには先ほど紹介したキタニタツヤさんも参加されています。
実写とかわいいアニメを組み合わせたPV映像。ポップで覚えやすいメロディー。シンプルながら力強くもあるバンドサウンド。
2017年6月28日にPVが公開されて以来何回となく視聴して、「歌いたいな。。」と思っていました。
2017年8月8日よりDAMでカラオケ配信されましたが、ボカロ曲を歌う私はJOY派なのでしばらく歌えず。。
そして待つこと約10日、2017年8月19日についにJOYSOUNDでもカラオケ配信されました!
もちろん早速歌ってみましたが、この曲もめっちゃ歌っていて気持ちいいです!
サビのフレーズもさることながら、AメロもBメロも歌って気持ちいい。
「盲目的に妄動的に~」といい、
「明日10時にホームで~」といい、
転調といい、
最後の「もっと、もっと~」といい、
最初から最後まで、歌って気持ちよくなる要素にあふれています。
しかも歌いやすい!是非歌ってみてくださいね!
私は-5で歌っています。
インターネッツ・ディスコ
buzzG feat. 初音ミク&音街ウナ
ほとんど若者しか視聴者がいないと思われるボカロシーンにおいて、命果てるまで寄り添う老夫婦をあえて描いた超感動曲「しわ」を発表してミリオンを記録したbuzzGさん。
そんなbuzzGさんが2017年4月23日に「ぼくがかんがえたさいきょうのあたまがわるいきょく」として発表したこの曲。
ミクウナの歌声が歪んでいるようにも聞こえるけれど、なぜか心地良くもあるこの曲。
ビートもちょっと不思議な感じがしつつも「ディスコ」の題名に違わずノリノリです。
2017年6月25日にJOYSOUNDで配信されていたのですが、正直な所自分で歌うにはちょっと歌いにくいかもしれないな、、と思いちょっと敬遠していました。
一回歌ってみて、それは間違いだったと反省しました。
歌わなかった2か月損した。。と思えるほどです。
意外や意外、歌いやすいのです。
覚えにくいようで実は覚えやすいメロディー。不思議です。
ミクウナのパートがそれぞれ女性二人用で表示されるので、女子二人で歌うのにも最適な曲です。
ただ、女性で原曲のまま歌うと、人によってはサビの高音がちょっときついかもしれません。
ちなみに「破ッ!」は歌詞に出てくるので、しっかり歌いましょう。
私は+2オク下で歌っています。
ニア
【カバー】cillia feat. Fukase・音街ウナ
この曲は、元々は夏代孝明さんによる弱虫ペダルのTVアニメオープニング曲「トランジット」のカップリング曲として発表された曲です。
それを夏代孝明さん自身がこれまた今年のボカロ名曲「世界の真ん中を歩く」と同様、初音ミクに歌わせたバージョンをニコ動に投稿されてヒットしました。
しかしこの記事で紹介するのはその初音ミクバージョンではなく、それをさらにcilliaさんがカバーしてメインボーカル:Fukase、コーラス:音街ウナで投稿されたバージョンです。
ぶっちゃけこの音源を聴くまで私はFukaseというボーカロイドを食わず嫌いしていました。
が、この音源を聴いて私のFukaseに対する評価は一変しました。
おまけに、これまでKAITOくらいしか聴いたことがなかったために自分の中であまり高くなかった男声ボーカロイドの品質への評価もものすごく高まりました。今は男声ボーカロイドも女声ボーカロイドと変わらない品質になっていると納得できました。
男声ボーカロイドが嫌いな方も、セカオワが嫌いな方も、どうかこの動画のFukaseによるサビをぜひぜひ御一聴ください。サビまで必ず聴いてくださいね!!!
サビまで聴けば、えっ!?こんなに品質高いの!?!?と思うはずです。
いやもうこれ聴くと絶対カラオケで歌いたくなりますよ。
あああ早く歌いたい!!
と思っていたらさすがエクシングさん!!
2017年9月10日にJOYSOUNDで「ニア」が歌えるようになるとのことです!!!
この一報を聞いて、もともと今週末は土曜日にヒトカラに行こうとしてましたがニアを歌うために日曜日に変更しました!!!
マジ楽しみです!!!
Lazy
雄之助 feat. 初音ミク
先日BREAK ITを聴いて以来私がはまったボカロP、雄之助さん。
その雄之助さんが2017年7月13日に発表されたLazyという曲が9月10日にJOYSOUNDで歌えるようになるとのこと!早速聴いてみました。
これは良い。。
雄之助さんの編曲は私の出身母体である80年代ダンスミュージックの粋を集めて昇華させた感に溢れているんですよ。
80年代ダンスミュージックというとポール・レカキスやリック・アストリーなどの西洋発祥のディスコシーンを真っ先に想像しますが、日本でも荻野目洋子・長山洋子・WINKなどのアイドル歌謡への昇華やギターサウンドを織り交ぜたPINKなど、西洋文化の模倣に終わらない独自の発展を遂げていたのです。
Lazyのイントロはそんな日本における80年代ダンスサウンドの粋を集めた感満載で、40代おっさんボカロリスナーとしてはまさにドンピシャです。
その一方でこの曲の初音ミクのコーラス和音には雄之助さんのアイデンティティーが表れていて、「誰かの真似」という感じはしません。
今の若いボカロリスナーにも、是非とも80年代ダンスサウンドの良さを味わって頂きたいです。その入り口として雄之助さんはベストな選択肢だと思います。
おわりに
やっぱり「覚えやすく」「歌いやすく」「歌っていて気持ち良い」と3拍子そろった曲は最高ですね!
そんな2017年のボカロ&ボカロ周辺シーンから発表された5曲を紹介しました。